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【必修】お金を生むポータブルスキル5選

お金を生むポータブルスキル5選

今回のテーマはお金を生むポータブルスキル5選というテーマで話をしていきたいと思います。
ポータブルスキルって聞いて、そんなことは初めて聞いたっていう人、言葉は知ってるけど中身はよくは知らないっていう人、中身まで押さえてるけど、見解も聞いておきたいなっていう人、どの人にとっても学びがある内容になっています。

ポータブルスキルというのは、稼ぐ力を構成する一つの要素です。今の会社でいろいろな経験しながら出世していきたい、もっと年収の高い会社に転職したい、稼げるフリーランスになりたい、どんな人にとっても重要な仕事の土台になるスキルです。

ポータブルスキルとは?

ポータブルスキルとは何かについて説明します。ポータブルっていうのは、持ち運びできるって意味の英語です。今回話題にしているポータブルスキルっていうのは、持ち運び可能なスキルのことです。例えば人に何かを説明するスキル、プレゼンスキルはもしどこかの会社に就職したら、そこでも使えます。

人に何かを説明する機会ってのはどこに行ってもありますからね。他の具体例を挙げると、コミュニケーション力や時間管理術、文章力、ライティングスキルですね、これらもポータブルスキルと呼びます。これを聞くと、持ち運ぶって言うけどさ、自分のスキルを一体どこに持ち運ぶのよ?というと主に他部署や他社です。

65歳で定年を迎える今の時代、職業人生は短く見ても40年以上あります。その間に担当部署は変わるでしょうし、人によっては転職によって職種そのものが変わるかもしれません。そういうときにどれだけ洗練されたポータブルスキルを持っているかが、この人仕事できるなっていう評価に繋がり、皆さんの経済的成功に影響してくるってわけですね。

こんな感じで、特定の会社や業種、特定の職種、特定の時代、背景、こういったものに縛られない汎用性の高いスキルがポータブルスキルです。キャッチフレーズとしては、いつでもどこでも誰とでもというイメージです。一方、アンポータブルスキルというのは持ち運べないスキルです。

今、その場所でその人にしか使えないスキルのことですね。ほとんど使われなくなった古いITソフトウェアシステムの利用スキルとか、その会社独自の社風の中でうまくやっていくスキルとか、その会社のキーパーソン、社長や役員部長などだけにかわいがられるスキルといった感じです。

特定業種でしか使わない専門的なスキル、特定職種でしか使わない専門的な技術、こういったものもアンポータブルスキルに含まれます。例えば車の修理に関するスキルは住宅の営業マンに転職したら使えなくなりますよね。

ですが車の修理スキル自体は専門的でお金を稼ぐ源泉になるコアスキルです。ポータブルスキルだけしかない人は何でもできるけど何にもできない人っていう評価をされがちです。目立った成果を出すにはやっぱり何か尖った専門性も必要なんですね。

私達の誰もがポータブルスキルとアンポータブルスキルこの両方を持っています。大切なのは自分が今使っているスキルがどちらなのかを認識しておくこと、自分の戦略に合わせてスキルの比率を決めること、各スキルのうちどれを伸ばすか決めること、この三つです。

その上でどちらを重視するか決める必要があります。また幸か不幸か、私達にはメモリ容量があります。ポータブルスキルもアンポータブルスキルもどちらも極限まで極めるに越したことはないのですが、そんなことは無理です。スキルの取捨選択が重要になる理由もわかりますよね。

これからの時代、ポータブルスキルの重要性が高まるわけ

一般論としてこれからの時代はポータブルスキルの重要性が高まるでしょう。背景にあるのは人材の流動化とビジネスモデルの短命化などです。リーマンショック以降、転職者数は伸び続けています。2019年には過去最多となる351万人もの転職者を記録しました。ここ最近は若い世代を中心に転職への抵抗感がなくなっているというデータもありますね。

転職についてポジティブな印象を持っている人が53.1%いるのに対してネガティブな印象を持っている人は全体の14.3%しかいません。若ければ若いほど転職に対してポジティブな印象を抱いていることがわかります。これは完全に時代の違いでしょう。

次に企業やビジネスモデルの短命化についてです。ビジネスモデルの旬は大企業でさえ15年から20年になっています。一度就職したら定年まで勤められた今までと違って、今後は2回3回と業界や職種を変えるのは普通になるってことですね。今までと時代が変わってるんですよ、時代が変わると常識も変わってきますよね。

もし皆さんに十分なポータブルスキルがあって、どこに行っても誰とでもやっていけるっていう自信があるのなら、皆さんの生涯賃金は手堅く守られます。不測の事態が起きても会社を渡り歩いたり、独立したりで生涯現役を貫けるからですね。どこでもやっていけるっていう人は、厳選されたアンポータブルスキルの尖った専門性と十分なポータブルスキル、この二つを必ず持っています。

というわけで次はおすすめのポータブルスキル5選とその鍛え方、この2点について解説したいと思います。完全に独断と偏見ですが重要なものに絞っています。

①ライティングスキル

ライティングスキルですね、いわゆる文章力です。
仕事をしていると日々いろいろなところで文章力が試されます。日報や週報を書くとき、報告書を書くときやメールをするとき、転職活動で履歴書を書くときなどなどということで、読みやすい、わかりやすい、趣旨が明快、論理的、不快な気分にさせられないといった感じです。

プレジデントによると、年収500万円台の社員のうち58.3%が書くことが苦手って回答した一方、年収1500万円以上の社員のうち、書くことが苦手と答えたのは36.4%だけ、こういうデータがあるんですね。書くことと年収はきっちり相関していそうですね。本屋に行けばビジネス書のために大量のライティングの本が並んでいるのはつまりそういうことです。

これからも文章力があるおかげで稼ぎ続けられる人、文章力がないせいで稼ぐチャンスを逃す人、この2者には大きな差がつき続けるのかなと思います。文章力があるかないかで昇進できるか、仕事を取れるか、ランクアップできるかなど、大きく変わってきますからね。補足としてタイピングスキルも重要ですね。タイピングの早さが生産性に直結します。

②ポジティブシンキング

ポジティブシンキングって聞くと、本当はつらいのに無理して明るく振る舞うとかキラキラワードを連発しながらポジティブを押し売りする、そんなイメージを持ってる人もいるかもしれません。
めちゃくちゃ嫌なことがあってへこんでるのに、よっしゃラッキーみたいな、なんか無理やりに明るく振る舞うみたいな、そんな感じですかね。でも、ここで言うポジティブシンキングはもっと単純なものです。物事は多面的な見方ができる、どうせならより良い側面に目を向けて表現しようと、ただそれだけです。

例えば同僚にカラオケに行こうよって誘われたときに、私それ苦手だから嫌って言うのではなく、それ苦手だから他のものだとありがたいなって伝える。否定ではなく肯定で終わらせるってことです。もし皆さんが伝えたいことは、カラオケが嫌だってことだけで誘ってきた人自体が嫌ではないのなら、好ましい表現は後者の方、それ苦手だから他のものだとありがたいな、こっちの方が好ましいですよね。

もし仕事のやり取りで、それ前にも言ったのにもうっていうことがあっても、先日もお伝えしましたがとは言わずに、説明がわかりづらく失礼しましたから次に繋げるといいですね。相手の理解不足を責めたくなる気持ちも理解できますが、もしかしたら自分にも改善点があるのではっていう面に着目することで、相手との関係もより良くできるし、自分の説明スキルも伸ばせます。

人間を形づくるのは言葉です。こんなことできないじゃなくってどうすればできるだろう。あれはやってはいけないじゃなくてこれをやろう、だから言ったでしょじゃなくて次からこうやって気をつけようねってこんな感じで、本当はこうしたい、こう伝えたいっていう部分に光を当てて、表現したいことをポジティブな方向で言い換えられるようになると、自分の能力も伸びるし、人からも好かれる人になりますね。

結果的にどこに行っても活躍できるようになります。精神が豊かな人には、語彙も豊かな人が多いです。

③タイムマネジメント

いわゆる時間管理術です。タイムマネジメントが得意な人はどこに行っても成果を出すし、タイムマネジメントが苦手な人はどこに行っても成果を出せません。理由はシンプルで、優先順位付けが下手だからです。タイムマネジメントが苦手な人は、緊急度が高い業務をほったらかして、緊急度の低い業務に集中したり優先してしまうんですね。

他にも重要度の高い業務をいつやるか日程に落とし込めなかったり、いつまでたっても取り組まないっていう感じで、とんちんかんな業務の進め方をします。どこに行っても評価される人は必ず自分の業務の重要性、緊急性を整理していて、限られた業務時間の中で最適な力配分を行います。

そしてこのタイムマネジメントについて、100人に聞いたら90人が俺、私はできてるって答えるけど、経営者目線で見ると実際にできているのは10人しかいない、そんな感じのスキルですね。できるようになるには頭だけではなく体を動かして経験を積むしかありません。

④思考術

思考術とは例えばこういうやつです。

クリティカルシンキング
⇨あえて批判的な目線で物事を分析する。

ラテラルシンキング
⇨人と異なる視点で意見を出す、例えばリンゴが2個、子供が3人、どうやって分けますか、この質問されたときによくある回答は、各リングを3等分して、合計6切りにします。そして二つずつ分ける、これがよくある回答ですねラテラルシンキングの発想はリンゴを絞ってジュースにして3人で分ける。これがラテラルシンキングの発想ですね。

仮設思考
⇨もしかしたらこうではないかっていう仮説を立てて課題解決する。

ゼロベース思考
⇨今までの前提常識を捨てて、ゼロからあるべきを考える。

オプション思考
⇨常に選択肢をもって問題解決にあたろうとする考え方。

いろいろな思考術を持ってる人というのは、家電家具のプロの修理屋みたいなものです。彼らはトラブルの状況に合わせて最適な道具を使って課題を解決します。冷蔵庫が壊れた、机の脚が折れた水道が流れなくなった。こんなときにベンチ、ドライバー、スパナ、カッターハンマーのこぎり、こういった様々な道具を持っていて、選び出せて使いこなせるわけです。

皆さんが課題解決できない理由は、状況に適した思考術という名の道具を持っていないか選び出せないか、使いこなせないからです。例えば、これからみんなで新規事業を立ち上げようっていうスタートの段階で、クリティカルシンキングであえて批判的な意見ばっかりで議論したらどうなるか?あいつは批判ばっかりで役に立たない、やりづらいわっていう評価をもらうのがオチです。

思考術というのは単なる考え方、物の捉え方です、プログラミングスキルのように1,000時間かけて学ぶものではありません。センスの良いとはそういうものがあると知るだけですぐ使えるようになります。そういう意味ではお手軽に学べるポータブルスキルと言えるかもしれません。逆に言えば奥が深くていつになってもマスターできないっていう面もありますけどね。

⑤会計スキル

最後は財務会計スキルです。
会社や個人事業の決算書を作ったり、他社の決算書を分析したりっていったスキルですね。バフェットや金持ち父さん、ホリエモン、その他数多くのお金に強い人たちがこぞっておすすめしているスキルです。簿記って言うと経理などの専門スキルだと思いがちなんですけど、簿記3級程度はポータブルスキルであり、教養の一つです。

1級レベルになると確かに会計の専門家向けのレベルになってくるんですけどね。会計スキルがあるとこんなにたくさんのメリットがあります。自分の会社の経営状態がわかる。自分が担当している事業の収益性がわかる、日経新聞や経済雑誌などの理解が深まる、株式投資や不動産投資に役立つ、副業や個人事業に役立つ、転職時に転職先の経営状態を分析するのに役立つ、もうこれでもかってほどありますね。

評価される人材というのは、自分の働きを会社の利益目線で語れる人です。会社の利益をこのぐらい増やしましたとか、会社の無駄なコストを幾ら幾らカットしましたみたいな目線ですね、本当にこういう人がいてくれるとありがたい。会社経営者としても本当に評価できますね。

そしてこういう見方をするためには、会計知識があることが大前提になります。現代社会では基本的に資本主義のルールをベースに経済が動いています。そしてその資本主義を支えるインフラが会計です。

スキルの鍛え方

さて、おすすめスキルを一通り紹介したところで、結局どうやったらそのスキルを鍛えられるのかにお答えして終わりにしたいと思います。まず無料で鍛えたい場合は、今の勤務先を使い倒しましょう。

ビジネス講座に通わせてもらうもよし、書籍を購入してもらうもよし、会社に講師を呼んでもらうもよし、頼れる先輩にランチをご馳走して、テクを伝授してもらうもよし、実務を通じて学ぶもよしってことで、会社というのはお互いがWin-Winの関係でいられる限り、報酬を受け取りつつ、スキルを学べる最高の訓練場です。ぜひ有効活用してください。

次に有料で鍛えたい場合です。会社なんぞ頼れぬ、自力でトレーニングするしかない。こういう人は身銭を切って学びましょう。有料ビジネスセミナーに通うとか、有料オンライン講座を受講する。いろいろとありますが、一番お手軽なのはやっぱり書籍です。何か一つ新しい分野を短期間で学ぶ方法として、まずどこかで丸一日の時間を確保して、同テーマのメディアを10個以上まとめ読み飛ばし読みするっていう方法があります。

例えばライティングについて学びたいって思ったら、Amazonでライティングとか文章術って検索して、書籍の一覧を出しています。こんな感じですね。検索名に雑誌って入れるとそのテーマの雑誌が引っかかったりもします。
こんな感じでライティングに関する雑誌を2~3誌、ライティングに関する書籍を3~5冊、レビュー評価の高いものを優先しましょう。ライティングに関するWebメディアや動画を10個といった感じで、同一テーマに絞っちゃうんですね。

これらをばあっと飛ばし読みすると、ある事実に気づくはずです。あれ、この内容さっきの本でも出てたな、ここで内容がかぶってる部分が重要な箇所ですね。読書術の大切なところで1冊読んだだけではわからない重要エッセンスが複数のメディアを拾い読みすることで浮かび上がってくるってわけですね。

最後にそのかぶっている部分を5から10のポイントに要約します。正解はないので自分がピンときたところだけまとめればOKです。ライティングに関しては例えば全体像を先に見せる、結論は最初に書く、短く書く、難しい言葉は使わない、指示語や接続詞を対応しないっていった感じですね。

このメモを実務に活かしてアウトプットすればゴールです。これで明日の皆さんは今日の皆さんよりも強くなります。たった数千円で長く使えるスキルのエッセンスが学べるのでコスパは良好です。というわけでおすすめのポータブルスキルの鍛え方は、
・同一テーマで複数のメディアから複数の情報を集める
・1日で飛ばし読みする
・かぶったポイントを5から10にまとめてメモる
・そのメモの通り実務をやる
になります。

実はこのやり方は、コンサル業界などにいる人が新しい業界の担当になったときに使う方法の一つです。彼らの場合、人脈や資金力を生かして、業界の第一人者にインタビューする、業界トップクラスの実務家や講師からレクチャーを受ける、最新のデータベースにアクセスして、最先端の調査報告書や論文を読むといったプロセスを踏むこともあります。

私達の場合はそこまでやる余裕やお金もないですし、その必要もないですね。

まとめ

それではまとめです。今回はこの3点について解説しました。
ポータブルスキルとは、これからの時代ポータブルスキルの重要性が高まるわけ。おすすめのポータブルスキル5選とその鍛え方、この3点ですね。ポータブルスキルというのは持ち運び可能なスキルのことです。いつでもどこでも誰とでも仕事をする上で役に立つスキルです。

皆さんはポータブルスキルとアンポータブルスキルの2つを持っていますが、自分が今使っているスキルがどちらなのかを認識しておくこと、自分の戦略に合わせてスキルの比率を決めること。各スキルのうちどれを伸ばすか決めること。
これが皆さんの稼ぐ力を高めるために重要です。バランスが悪いと収入が安定しませんし、水準にもなりません。これからの時代ポータブルスキルの重要性が高まるわけは、人材の流動化、終身雇用が崩れて転職が当たり前になっている、そして企業やビジネスモデルの短命化です。

人は40年50年と働くのに、企業やビジネスモデルはそれほど持ちません。どこに行っても通用するスキルの重要性は高まり続けています。おすすめのポータブルスキル5選は、ライティングスキル、ポジティブシンキング、タイムマネジメント、思考術、会計スキル、この5選です。鍛え方としては、会社を使い倒す、自腹で有料ビジネスセミナーに通う有料オンライン講座を受講する。

複数メディア、書籍、動画、雑誌、Web記事などからたくさん情報を集めて、1日でドカッとインプットしてみるといった方法があります。ぜひ自分に合った方法を選んでください。以上参考になれば嬉しいです。

またおすすめの転職エージェント2社については、いつものようにリンクを貼っておきます。遠慮せず気軽に利用してみましょう。転職活動はノーリスク、これを合言葉に今回のポイントを踏まえて活用してもらえたらなと思います。

以上、最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

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