自動車に乗るならガソリン車?電気自動車?
支出を抑えるという点では自動車を持たないという判断が1番です。ただ地方に住んでいる方の場合は車が無いと生活ができないといった方もいるかと思います。その場合のお薦めとしては私の意見としては電気自動車をお薦めします。
今回はモデルXに5年、モデル3に3年乗って感じているテスラや電気自動車のメリット10選をお伝えしたいと思います。
そして次回の投稿ではデメリットに関してもお伝えしたいと思います。
メリット①:燃料費が安い
これは前回の電気代の記事でも記載しましたが、ガソリン代と比較して燃料費が異常に安いです。
我が家は戸建てなので自宅充電で夜間帯(22〜8時)の電気代が半額のプランに入っているので、充電満タンが以下の様な金額です。
モデル3: 800円(走行距離500km)
モデルX:1,000円(走行距離400km)
もし『ガソリン満タン800円!』とか聞いたら異常と思うかと思います。なので電気自動車は非常にコスパ良く運用できる自動車になります。
メリット②:ソフトウェアアップデート
これは電気自動車と言うよりテスラの良いところになりますが、2~3ヶ月に1回のペースでソフトウェアアップデートがあり、機能が常に最新の状態に出来る事です。なのでモデルXに関しては2017年モデルに乗っているのですが、今でも新しい機能が追加されるので、満足度が高く買い替えたいといった感覚になりにくいです。
メリット③:衝突安全性能が高い
電気自動車は底面に重たいバッテリーパックが敷き詰められており、非常に低重心であり横転をまずしませんし、衝突時もバッテリーパックが車内スペースが潰れるのを防ぎます。
衝突実験の動画を載せておきます。通常の車と比較して衝突後の車の形を比較してみると驚くと思います。
メリット④:加速性能が高い
エンジンが無く、モーターへの電圧を上げるだけで加速するので、加速性能がスポーツカー並みの速さです。エンジン車の場合はどうしてもガソリンを燃やし、そのエネルギーでエンジンを回転させるまでのタイムラグがどうしても発生します。それが電気自動車では発生しないので加速が速いという理屈です。そんなスピード出さないよという人もいるかもしれませんが、加速性能が高いとコントロールのレスポンスが速いので非常に運転がしやすいです。
メリット⑤:車検が安い
電気自動車はガソリンエンジンが無いので、まず定期的なオイル交換が発生しません。なので車検で部品交換や確認される項目が少ないので、車検費用が自賠責保険含めて総額4〜5万円と安いです。
一般的な車検代の相場は以下です。軽自動車と比較しても価格の差が凄いですね。
軽自動車:6〜12万円
普通自動車(重量〜1t):7〜15万円
普通自動車(重量1〜1.5t):9〜17万円
普通自動車(重量1.5〜2t):11〜20万円
メリット⑥:自動運転
これは特にテスラの特徴になりますが、自動運転機能が非常に優秀です。まだ日本で解禁されている機能に関してはレーンキープと自動車線変更、自動駐車ぐらいですが、レーンキープと自動車線変更については他社のクルーズコントロールに比べて安心感が断然違います。高速道路での走行に関してはほとんど何も操作しなくても走ってくれますので運転の疲労がほとんどありません、なので我が家では遠方への旅行もすべて車で行っています。
またテスラに関しては将来的に今の車両のままでFSD(完全自動運転)に対応すると保証してくれていますので、法的にいつになるかはまだまだ未知数ですが非常に楽しみです。
メリット⑦:長寿命のバッテリー
これは電気自動車で大きく勘違いされている事なのですが、今の電気自動車はバッテリーマネジメント機能が搭載されており、バッテリーの温度管理が徹底されています。それのお陰でバッテリーが長寿命になっており、テスラでは30万km走行後のバッテリーの劣化が15%以下という結果も出ています。下の走行距離に対してのとバッテリー容量の維持のグラフを見ていただくと分かりますが、バッテリー劣化の赤線が走行距離に対して非常に緩やかなカーブである事が分かります。
メリット⑧:税金が安い
自動車税は排気量に応じて毎年課税されていて毎年支払う必要があります。
電気自動車の場合は排気量が無いので、自動車税について「グリーン化特例」による減税処置がありガソリン車に比べて最安に設定されています。普通車の場合は初年度は6250円、以降は25000円(一律)です。電気自動車の軽自動車の場合、初年度が2700円、以降は10800円(一律)になります。
一般的な相場としては詳細は排気量によって下記の表になりますが、コンパクトカーで3万円、SUVで5万円ほどになります。
ただこれに関しては2022年に政府から今後増えてくる電気自動車に関しても増税しようと走行税の導入検討がされている状況ですので、少し先行きは不透明ではあります。
排気量 | 自動車税 |
---|---|
軽自動車 | 1万800円 |
排気量1000cc以下 | 2万5000円 |
排気量1000cc超から1500cc以下 | 3万500円 |
排気量1500cc超から2000cc以下 | 3万6000円 |
排気量2000cc超から2500cc以下 | 4万3500円 |
排気量2500cc超から3000cc以下 | 5万0000円 |
排気量3000cc超から3500cc以下 | 5万7000円 |
排気量3500cc超から4000cc以下 | 6万5500円 |
排気量4000cc超から4500cc以下 | 7万5500円 |
排気量4500cc超から6000cc以下 | 8万7000円 |
排気量6000cc超 | 11万0000円 |
メリット⑨:補助金がある
電気自動車に関しては今のところ補助金が設定されており、新車購入時に以下の表の金額が適応されておりテスラに関しては一律65万円となっています。価格設定がどうしても高めな電気自動車購入のハードルも下がりますので非常に良い制度かと思います。ただ補助金が出るのもずっとという訳ではなく、補助金額もいずれ下がる可能性もありますのでこういった制度があるうちに購入する事をお勧めします。
車種 | 補助金額 |
---|---|
日産 アリアB6、B6リミテッド | 85万 |
日産 リーフe+ X、e+ G、e+ アーバンクロム | 85万 |
日産 リーフS、X、G | 78.6万 |
日産 リーフAUTECH | 73.2万 |
日産 サクラ | 55万 |
三菱 i-MiEV | 44.3万 |
三菱 ミニキャブ | 41万 |
三菱 ekクロスEV | 55万 |
レクサスUX Version C、Version L | 85万 |
トヨタ bZ4X ZAA-XWAM10、ZAA-YXAM15 | 85万 |
ホンダ Honda e | 71.1万 |
ホンダ Honda e Advance | 55.5万 |
マツダ MX-30 EV、Basic Set、Highest Set | 51.6万 |
テスラ モデル3 ロングレンジ、パフォーマンス RWD スタンダード レンジプラス |
65万 |
テスラ モデルS Model S-3D1-L1S-87 Model S-3D1-L2S-87 |
65万 |
テスラ モデルX Model X-3D1-L1S-87 Model X-3D1-L2S-87 |
65万 |
メリット⑩:テスラのアプリから操作ができる
テスラにはスマホアプリが存在しており、車の状態を確認することが出来ます。またスマホが鍵代わりになるので、車の鍵を持ち歩く必要も無くなります。
テスラアプリで主にできることは以下になります。箇条書きで申し訳ございませんが、またいずれ詳細をまとめて投稿したいと思います。
・車の状態の確認
⇒現在車がどのような状態なのかが画面で確認できる。走行中かドアが開いているのかの確認も可能。
・電話キー
⇒スマホが車のキー変わりとなる機能。車に近づくと自動的にロックが解除される。
・コントロール
⇒ドアのロックを解除したり、トランクなどのオープン等の操作が可能。
・空調
⇒空調の温度調整やシートヒーターのONなど。
・場所
⇒車が今どこにあるかのマップ表示。
・サモン
⇒車外にいながら車を前後に移動させたりする事が出来る機能。
・スケジュール
⇒充電予約などのスケジュール調整機能。
・充電の統計情報
⇒燃料費がガソリン車に比べてどれだけ節約できているかの確認。
・サービス
⇒モバイルサービスや整備工場への入庫予約。
以上、テスラのメリット10選について簡単ですがまとめさせて頂きました。
次回はデメリットについてお伝えさせて頂きますので、購入の検討材料にして頂けると幸いです。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。