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仕事を好きになる「極意」3選

仕事を好きになる極意

今回のテーマは誰でもできる、仕事を好きになる極意3選のテーマで話をしていきたいと思います。

好きな仕事に熱心に取り組むこと、これが経済的な成功を手にする秘訣です。日本や米国の億万長者建機のデータを見ても仕事が嫌いだけどお金持ちになれたって人は本当にごく一部です。仕事に熱心に取り組むことは、資産形成の大前提なんですね。

今回は仕事を好きになる3つの極意について解説します。仕事と資産形成は切っても切れない関係にあります。どうすれば楽しく仕事しながら生きていけるのか、今の職場、今の仕事、このまま続けていいのかなんかモヤモヤする。今の会社で働き続ければ、20年後にはお金持ちになりそうだけど、我慢の日々だっていった悩みを抱えている人は、ぜひ最後まで見ていってください。多くの人に参考になるテーマかなと思います。

①成功よりも充足感を追い求める

多くの人が好きではない仕事をやり続ける理由はシンプルです。好きではない仕事が成功と繋がっているから。その成功の定義というのは多くの場合において安定です。今の仕事は別に好きじゃないけど、自分にできる仕事はこれぐらいだしとか、他に興味のある仕事もあるけれど、今の年収500万円から下がっちゃうしとか、転職して一時的にうまくいったとしても、10年後20年後はわからないし、結局今の仕事を続けることが成功=人生の安定に繋がると考えているんですね。

成功=収入って人にとっても、ベースの発想は同じです。今の仕事を続ける方が出世や年収アップの道筋が見えるので、たとえ現状の仕事に不満を感じていても、今進んでいる道を外れることはしません。未来の安定や出世のために、現在の不満についてはある程度目をつぶる。これが多くの人が信じる賢い大人の姿ってわけですね。

しかし好きなことだけで生きる人が成功する時代では、未来の成功を追い求めるのではなく、目の前の充足感を追い求めることで成功した人たちがいます。みんながイメージするような典型的なルートで勝利した本命ではなく、型破りなルートで成功を収めたダークホース穴馬たちがたくさんいます。

例えるなら皆さんが富士山に登頂するために正規のルートを一生懸命登ってるときに、全く未知のルートを選択した人が突然登頂に現れるイメージです。正攻法でやってきた人にとっては驚愕の展開です。

多くの人は日々の努力や我慢の積み重ねの上に成功があると信じています。ここを疑えというのがこのパートで一番言いたいことです。満たされた日々こそが成功だと考えている人にとっては、未来がどうなるかよりも、今この場にいる自分に対して、これは天職だとか、夢のような人生だ、本物の人生を送っている誇らしい気持ちだっていることの方がよっぽど重要です。

そしてこういった感情は大きな名誉などはなしでも得られます。充足感は自分にとってかけがえのないことに熱心に取り組むだけで得られるからです。

アップルの創業者スティーブジョブズはこう言ってます。私は17歳の時に、毎日それを人生最後の1日だと思って生きればその通りになるっていう言葉にどこかで出会ったのです。それは印象に残る言葉で、その日を境に33年間、私は毎朝、鏡に映る自分に問いかけるようにしているのです。もし今日が最後の日だとしても、今からやろうとしていたことをするだろうかと、違うっていう答えが何日も続くようなら、ちょっと生き方を見直せということです。

これも要は、目の前の充足感をもっと大切にしようっていうことです。今日が最後の日だなんて大げさな仮定はしません。でもこれぐらいなら聞いてもいいでしょう。皆さんの寿命があと3年だとして、明日同じように出勤するでしょうか?どうでしょう皆さん。この質問に対する答えがノーならば将来の成功ではなく、目の前の充足感、もう少しこちらを意識した方がいいのかもしれません。

②大きな情熱よりも小さなモチベーションを追い求める

小さなモチベーション、これが今回の一番のキーワードと言ってもいい。ぶっちゃけこれだけ意識して帰ってもらえたらOKぐらいのパワーワードです。

皆さんは小さい頃にこんな質問されたことがあると思います。将来の夢は何ですか、皆さんも一度は聞かれたことありますよね。社会人になったらもう少し現実的にこんな感じでしょうか?この会社に入ったらどんなことがしたいですか、こういうときに返答として好まれるのは大きな話です。

例えば、オリンピックで金メダルを取りたい。起業家になりたい、ノーベル賞を取れるような学者になりたいとか、フランチャイズ100店舗展開のために頑張りたい、海外進出事業のグローバル化に貢献したいとか、IPO業務に携わって、会社が上場するプロセスに携わりたいみたいな感じでしょうか?ところがこういった大きな情熱は実は不要なんです。成功の鍵を握るのはむしろ小さなモチベーションなんですね。

例としてソウルという人物の話をします。ソウルには人とは異なる、一見変わった欲求がありました。彼は物体をまっすぐに並べることが好きなんだそうです。ショッピングカートのガタガタする車輪を見ると真っ直ぐに並べる、傾いた絵の額縁などを見かけるとまっすぐに並べるっていった感じで、物体を見ると、とにかくまっすぐ調整しちゃうんですね。

彼は木工デザインの授業で木片を手彫りで球体にせよっていう課題を受けました。彼は教授から受け取った立方体の木片をノミで削って荒い球体にした後、いつも持ち歩くバックに入れて一日中手を突っ込んでは表面のでこぼこを探り、サンドペーパーを使って滑らかにしました。これこそがソウルの心を喜びで満たしました。そして出来上がった球体は機械を使わなければ不可能なほど完全でした。

教授はこれほどの球体はこれまで一度も見たことがないと驚嘆したそうです。物体を綺麗に調整したいっていうマニアックな欲求はどんな職業に生きるのか。一例として挙げられるのは歯列矯正です。ソウルのものをまっすぐ並べて調整したいっていう願望を完璧に満たすでしょう。最も彼は歯科技工士や歯科医師としてではなく、技師として才能を発揮し、電気通信産業で使われるデバイスの開発に成功しました。

そのデバイスは、人間の髪の毛ほど細かい部品を精緻に配列したものです。まさに彼の独壇場ですね、彼を成功に導いたのは、電気通信産業を変えたいっていう大きな情熱ではなく、物体をまっすぐに並べたいっていう小さなモチベーションだったんですね。

同じような成功談としては、近藤麻理恵さんの整理整頓があります。彼女が2010年に出版した人生がときめく片づけの魔法は、世界40カ国以上で翻訳され、シリーズ累計1300万部を超える世界的大ベストセラーになりました。彼女は今や米国在住の億万長者になりましたが、成功のきっかけになったのは、片付けで世界を変えたいっていう大きな情熱ではなく、整理整頓がしたいっていう小さなモチベーションです。

世間や組織が人に大きな情熱や大きな言葉を求めるのは、その方が人として信頼できる気がするし、組織として人を管理するのが楽だからです。不屈の精神、決意、熱意、やり抜く力、社会貢献、協調性、革新性、こういった一般的な言葉には確かに説得力があるように思います。

でも皆さんを突き動かす言葉というのはもっと個人的なものです。ちょっと言うのは個性のある生き物です。説明するまでもなく、隣の人と皆さんの好みは違います。やりがいのある仕事がチャレンジ精神を持てる仕事がいい、安定が保証される仕事がいいみたいな、彼らとわかり合える一般的な言葉をモチベーションにするのではなく、きめ細かく特定された自分自身の好みや興味を大切にしましょう。

そういう小さなモチベーションこそが皆さんを突き動かす本当のエネルギーです。それはときに恥ずかしくて人に言えないようなものかもしれません。でもそれをわざわざ人に説明できるように一般化する必要はありません。微妙な好み、素朴な欲求に正直になって、自分が本当に充実感を得ることができるポイントを探しましょう。

美しく整理されたスケジュール表を作るのが好きとか、人の要望を感じ取って先回りして対処、びっくりさせて喜んでもらうのが好きとか、新しい場所、新しい出会いが好き、飲み会を企画して開催するのが好き、どんな小さなモチベーションでも構いません。ここに成功の源泉が潜んでいます。

③唯一無二の小さなモチベーションよりも数多くの小さなモチベーションを追い求める

どんな仕事が好きか、自分にとってのモチベーションは何か、こういう話をしていると意外と多くの人がこんな呪いにかかっていることに気がつきます。好きなことは一つだけっていう呪いです。唯一無二のモチベーションがあるはずだとか、一番好きなものを見つけないととか、何か一つを突き詰めるみたいな感覚ですね。

でもちょっと立ち止まって考えてみてください。あれも楽しいしこれも楽しい、ここもやる気スイッチ、あそこもやる気スイッチ、これのどこに問題があるのでしょう。むしろこういう人の方が毎日を楽しく働けそうですよね。

小さなモチベーションをたくさん持つことには多くのメリットがあります。例えば一つ目、掛け算で強みを発揮できること、いくら自分が好きなこと、モチベーションを感じることでも、世の中同じものをもっと好きな人、もっとマニアックに突き詰めている人はいるものです。小さなモチベーションが一つだけだと、より強いモチベーションの人を見たとき、心が折れてしまいやすいですよね。でも小さなモチベーションが複数あれば、それらを掛け算することができます。

個人的な欲求、小さなモチベーションの掛け算は皆さんの個性をより強く引き立たせてくれます。それからメリットの二つ目は、多動力でチャンスをつかみやすいこと、多動力というのはいくつものことを同時にこなす力ですね、好きなこと、モチベーションを感じることがたくさんあれば、いろいろなことに興味を持つ、あっちでもこっちでも小さなチャレンジに手を出す。そして結果としてチャンスに巡り合う可能性も高くなるわけです。

素材や調理法たくさん知ってる方が料理のレパートリーも自然と増えますねさらに三つ目のメリット、一本足打法の不安定さから逃れられること、モチベーションの源を唯一無二と思い定めていると、状況の変化に弱くなりやすいという現実があります。仕事のフェーズが変わってそのモチベーションが生かしにくくなったとき、ときを経て、好みの方が変わってきたときなんかに、途方に暮れることになりやすいですからね。

でもたくさんの小さなモチベーションに支えられた仕事なら、多少の変化は乗り越えていける。物を並べるのに飽きたとき、別なことで遊べるってことです。そしてちょっとした充電期間を経れば、人は原点に戻るもの。寄り道した経験を糧に、より楽しく、より深い充実感を得ることができるようになります。

小さなモチベーションを感じられることをたくさん見つけましょう、唯一無二じゃなくても誰かに負ける気がしても全然OKです。自分だけの小さなモチベーションをたくさん見つけて、その中のいくつかを上手に仕事と結び付けていく、この2ステップを踏むと、仕事を嫌いになる方が難しいんじゃないかなと思います。

それでも仕事が好きになれない場合

小さなモチベーションが一つも見当たらなかった、3つの極意を聞いても、今の仕事好きになるのは無理だった、自分の小さなモチベーションを活かせる要素が一つもなかった。もし自分の心がそう叫んでいるのに気がついたら、それは方向転換の合図です。自分の歩いている道を見直してみるタイミングです。

具体的なプランを5つ紹介しておきます。

①小さなモチベーションを発揮できる場所に移動する

異動願いを出すことです。部署が変われば職種が変わります。自分の担当する業務が変われば、発揮できるモチベーションの種類はずいぶん変わってくるはずです。黙っていても、他人が皆さんの小さなモチベーションに気づくことはありません。

②副業を始める

本業が楽しくなくてつらいのにさらに副業までやるなんてって思う人もいるかもしれませんが、副業にはメリットがたくさんあります。楽に稼げるなんて言うつもりはありませんが、今の仕事を手放さないのでローリスク、小さなモチベーションを感じられることを軸に仕事を選んで儲け、うまくいけば副業を本業にできる可能性もあるってことでおすすめの選択肢です。何が儲かるかより何が自分の小さなモチベーションに響くかで選びましょう。

③独立

割と思い切った方法です。とはいえこのプラン、実は人にはおすすめしにくい方法でもあります。新しい仕事が本当に自分の小さなモチベーションを満たせるか不明、新しい仕事で本当に自分が稼げるか、食べていけるか不明ってことでサラリーマンだった人がいきなり独立っていうのは、リスク高めの選択肢だからですね。独立してやるっていうエネルギーがあるなら、まずは副業でスタートしてみましょう。少なくとも実際に初売上を手にするところまでやってみる、独立を検討するのはその後でっていうのが王道です。

④転職

異動願いが通らない、その可能性もない、副業の中に自分の小さなモチベーションに響くものがない、かといって独立する思い切りはないっていう場合には、転職を考えてみましょう。転職はある意味において究極の後出しじゃんけんです。転職するかどうかは内定をもらって条件を確認してから決めればいいからです。

年収が下がる、希望の職種に就けないっていったキャリアダウンになる場合は、一旦転職を諦めて他の道を探ればいいだけです。年収が上がる、希望の職種に就ける小さなモチベーションを刺激できる、こういう場合にのみ、転職を決断すればOKです。転職にはリスクがありますが、転職活動そのものはノーリスクです。転職活動をやってみて初めて自分の小さなモチベーションが何なのか気付けるってこともありますからね、人生を変える気づきになるかもしれません。

一般に転職エージェントを活用している企業というのは優良企業が多いです。求人サイトや求人誌などにざっくり全体向けの求人広告を出すよりも、欲しい人材をピンポイントで見つけるためにエージェントを使う方が採用コストが高くつくからです。お金に余裕のない企業は求人雑誌全体向け広告を載せるので精一杯です。

優良企業が多いエージェントのサポートが受けられるっていうメリットから、転職エージェントを使った転職活動というのは当たり前になりつつありますね。

おすすめの転職エージェント2社については、いつものようにリンクを貼っておきます。遠慮せず気軽に利用してみましょう。転職活動はノーリスク、これを合言葉に今回のポイントを踏まえて活用してもらえたらなと思います。

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⑤新しい小さなモチベーションを見つけに行く

何でもいいので興味が持てる新しいスキルを学んだり体験をしてみましょう。現在の業務に役立つものを選ぶ必要は全くありません。大切なことは自分の子供の頃の体験、自分の極めて個人的な趣味嗜好性格、こういったものを参考に、心の底から素直になることです。

誰かに褒められたり、いいねと言ってもらえる必要は1ミリもありません。小さなモチベーションを刺激できるものに触れられたら、眠っていた皆さんの好奇心が呼び起こされることは間違いないでしょう。そうすれば気づかずに見過ごしてしまっていた職場の中にある小さなモチベーションを生かせる仕事、これが見えてくるかもしれません。

まとめ

今回は仕事を好きになる3つの極意について解説しました。

一つ目、成功よりも充足感を求める多くの人は、日々の努力や我慢の積み重ねの上に成功があると信じていますが、充足感のある日々こそが成功そのものです。1日1日充足感を追い求めて成功した毎日を送りましょう。

二つ目、大きな情熱よりも小さなモチベーションを求める。人を動かすのは社会貢献といった一般的、普遍的標準的な言葉ではなく、物体を綺麗に並べたいといった極めて個人的で小さなモチベーションです。この小さなモチベーションこそが最強の原動力になります。

三つ目、唯一無二の小さなモチベーションよりも数多くの小さなモチベーションを求める。好きなことは一つだけっていう呪いから解き放たれましょう。小さなモチベーションの足し算掛け算こそが皆さんの強みになります。

次に、現時点において既に小さなモチベーションを一切感じられない職場、仕事についてしまっていたらって人のために対策アクション五つについて解説しました。一つ目、異動を願い、二つ目、副業、三つ目、独立、四つ目、転職、五つ目、スキル学習、新体験ですね。

目新しいものがないって感じる人もいるかもしれませんが、そう感じる人がすべきことは、情報収集ではなく行動です。ぜひ、小さな一歩から踏み出してみてください。以上参考になれば嬉しいです。

最後に補足です。勘違いされがちですが、目の前の充足感を追求し、小さなモチベーションを生かすことと、経済的なリスクに関して無茶をしないってことは両立します。好きなことのために何もかも投げ出せって言ってるわけではないので、そこは誤解なきようお願いします。お金について学ぶこと、いつどんなときも適正なリスクを取ること、これは小さなモチベーションを生かし、充足感を続けるための土台です。ぜひ自由で自分らしい人生を歩んでください。

最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

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