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【高配当株投資】おすすめ投資銘柄28選

日本高配当株のおすすめ銘柄

前回は高配当株投資の大前提5選をお伝えしましたが、銘柄選びというのは誰でも悩むものです。

今回は私が実際に保有している銘柄や買付候補にしている銘柄を紹介しようと思います。現時点で28銘柄を紹介しています。ここで紹介する銘柄の中から自分で10~20銘柄選んで投資していくのもいいでしょう。
どれも高配当な銘柄であり、そのジャンルにおける事業で国内トップ企業と思えるものをピックしました。過去のパフォーマンスも安定的なものを選んでいます。もちろん長期的に投資出来ると思えるものたちです。

ここでは銘柄の紹介の中に細かい数値は基本的に記載していません。特徴の紹介にしてあります。業績などの数値はリアルタイムで変動していくので、オススメ銘柄の詳細は随時チェックしてみてください。観測銘柄や投資候補として是非参考にして下さい。セクター別で紹介します。

銀行業

三井住友フィナンシャルグループ 8316

三菱UFJフィナンシャルグループ 8306

こちらの二社は三大金融グループの一角であり、銀行業において象徴的な企業です。特徴が似ているので、まとめて紹介します。2社ともに配当は4%を上回ることが多く高配当です。日本を代表する企業でもあり、様々な数値において安定感が高いです。

不動産業

センチュリー21ジャパン 8898

不動産仲介を都市圏で行なっています。フランチャイズからの加盟料、サービスフィーが収益となっています。事業自体が安定収入を構築しているものなので、安心感があります。自己資本比率や営業利益率において優秀であり、4%台の高配当です。

情報通信業

兼松エレクトロニクス 8096

IT関連企業であり、配当も現在4%台。景気に敏感なので不況時に仕込めたら、株価上昇も期待しやすいです。売上高、配当の傾向、キャッシュフロー推移などが右肩上がりで経営が好調となっています。

朝日ネット 3834

ネット接続などを中心に行うIT企業。コロナ禍の影響を受けにくい企業でもあり、業績は右肩上がり。自己資本比率が8割を超えており、余裕のある経営をしています。

KDDI 9433

雑誌等でもよく紹介されており高配当株のジャンル内でも高い人気を誇ります。配当は3%半ば程度で推移することが多いです。携帯事業を軸とした経営をしており安定したサブスクモデルの収益があります。連続増配が長期に渡って続いていることから、長期投資において人気の要素を満たします。配当性向は高い水準ではないので、増配する余裕があるようにも見えます。

沖縄セルラー電話 9436

KDDI傘下の沖縄で通信サービスを提供する企業です。沖縄でしか認知度は高くないですが、沖縄での高いシェアや高配当の維持、株主優待がある点などで人気の銘柄です。業績も成長中であり、自己資本比率も80%程度と安定感があります。

NTT 9432

KDDIや沖縄セルラーと同様携帯電話通信サービスが核となる企業です。携帯電話関連は参入障壁がとても高いことから競合との戦いが少なく安定しやすいといわれています。増配を長期に渡って行なっていて配当も3%以上をキープしています。携帯電話系の高配当株はは大きな株価成長はあまりないと思いますがディフェンシブ要素が強いことから、株価下落時に買い集めていきたいジャンルのような印象です。

機械業

アマダ 6113

金属加工業において世界トップクラスの企業です。金属を加工する為に必要な機械などを生産し、企業のコストダウンや生産に貢献しています。経営も成長傾向で増配もしており、配当利回りも4%近くになることもありかなり高配当企業です。グローバル企業ということもあり、過去の米中貿易摩擦の時は業績が大きく低下しました。ただ全体を見ると優秀な数値を様々な要素で達成しています。

小松製作所 6301

建設機械シェア世界2位のグローバル企業です。売上や利益を長期に渡って伸ばしており、配当も安定しています。米中貿易摩擦、コロナショックで大きな打撃を受け、株価や配当が一時的に低下して現在まだ株価が過去の高値を更新出来ていない状況が続いています。経営は順調なので今は割安傾向と見れるかもしれません。

保険業

第一生命HLDGS 8750

保険業のサービスを提供する企業です。収益は保険料からくるものがメインとなり、運用による利益からも収益が大きいです。保険業は一種のサブスク事業のようなものなので、収益の安定性があります。コロナショック時には最高値から50%以上の下落をしましたが、既にその最高値まで回復していました。やはりこういった業界を代表している企業の価値自体は安定しており強いので、下落時に買い集めたいですね。

東京海上HD 8766

国内唯一の損害保険会社です。国内唯一の企業なので競合の心配などは少ないです。国内唯一ってなかなか強いワードですよね。海外事業にも進出しています。保険業は収入が安定しています。その中でオンリー1なので底堅い配当も3~4%をいったりきたりしているので高配当です。

卸売業

三菱商事 8058

商社株というジャンルは高配当株の中でも人気のジャンルです。時価総額が高く配当が安定しています。この卸売業のジャンルでは各企業のビジネスモデルが大枠で同じなので、様々な数値を比較し株価が割安と思える企業を優先して買っていく判断がポイントになると思います。中でも三菱商事は商社株の中でもトップの時価総額という存在感最強株です。あの投資の神様バフェットが保有している株の一つでもあります。

三井物産 8031

配当性向が商社株の中では低めな傾向があり、まだ配当が伸ばせる余地が有ります。自己資本比率も商社株の中では高めとなり財務の余裕があります。商社株を複数選ぼうと思ったらほぼ確実に有力候補になるでしょう。

伊藤忠 8001

資源価格に最も影響を受ける商社ともいわれています。他の商社株に比べ株価が景気に敏感なので割安割高などが判断しやすい商社かもしれません。ただ2022年現在株価が右肩上がりすぎて、配当利回りが3%割り込んできています。何らかのきっかけで株価が下落し配当が3%以上になってから買付を検討してもいい印象です。

丸紅 8002

ここで挙げている他の商社株と比べ時価総額は半分程度だったりしますが、日本を代表する商社株の一つです。比較的、配当利回りが高い時が多く配当をしっかりと維持する方針が強い印象です。商社株は比較していくと大枠は似ていると思うので、配当利回りを優先して選べば丸紅は有力候補です。

蔵王産業 9986

クリーニング機器と製造や販売を行なっている企業です。自己資本比率が80%程度で推移しており、現金がとにかく潤沢です。配当性向が50%程度あり配当に利益を注ぎ込みまくっている企業です。収益を事業に積極的に投資できるようなモデルではないのでしょうね。株価上昇は大きくはないと思いますが、高い配当利回りで安定した保有感になりそうな印象です。

金融業

オリックス 8591

法人向けの金融サービス、カーシェア、銀行、不動産など様々な事業を行う企業です。株主優待としてカタログギフトをもらえるので人気が高い銘柄です。リース系企業のトップです。年々業績が成長しており、あらゆる数値が優秀です。過去にリーマンショック時に2年で株価が9割下落という異次元の暴落をした過去があります。当時減配と業績悪化が重なり暴落していますが、現在と企業の規模が変わっていますので、より強固な財務になっているので同じような暴落は発生しにくいと考えられます。

三菱HCキャピタル 8593

リース業や航空、不動産、運送、ヘルスケアなど様々な事業を展開しています。コロナショックで航空業の不振から株価下落しましたが、コロナ前の水準まで既に回復しています。業績も10年近く成長傾向にあり、20年近く連続増配の実績もあります。企業の高配当株としての地位を築こうとする努力を感じます。売上も伸びていますし、財務も優良です。

東京センチュリー 8439

三菱HCと似ておりリース業を中心に航空やカーリースなどを行う企業です。コロナショックによる下落とロシア向けの航空業が打撃を受け株価は下落中です。業績悪化している中、減配せずに配当据え置きで粘っているあたりが高評価です。大きなダメージを受けても高配当を維持しようとする姿勢を感じます。現状の株価はまだ回復していないので、割安感があります。

芙蓉総合リース 8424

リース業を行なっている企業でここまでに挙げた3社に次ぐ立ち位置の芙蓉総合リースです。1969年設立の歴史ある企業です。業績、配当金、営業利益率が現在も成長中です。配当がもらえるだけではなく株主優待としてカタログギフトをもらえます。とても人気の高い高配当銘柄です。ただ自己資本比率が低めに推移しているので大暴落時に耐えるスタミナがあるかという点で懸念があります。分散投資の一つとして組み込み、カタログギフトを楽しみながら保有するイメージで買いたいですね。

イオンフィナンシャルサービス 8570

イオンカードやイオン銀行を運営する企業です。海外株においてもクレジットカード企業の株って高配当株が多いイメージがありますね。ビザとかマスターカードとか。イオンフィナンシャルサービスはアジアを代表する金融企業を目指し経営する方針を掲げています。コロナ禍で減配し、25年続けていた増配記録もストップしてしましました。株価も下落してしまいまだ回復まで届いていません。過去に配当利回りが6%の時もありましたが、減配時には2%台まで低下しました。現在3%台で推移中なので、景気回復すれば配当も回復しそうです。株価に割安感があるような印象です。

製品業

日本フラッシュ 7820

ドアや収納関連等の内装に使うものを製造販売しています。マンション向けのドアに関しては国内トップクラスです。海外でも事業展開しています。中国と日本の住宅着工件数が減ると株価が下落するというような連動性があります。コロナショック前に大きく株価が伸びていましたが、コロナショック後に40%近く下落しました。現在少し株価は戻りましたが、まだ回復仕切っていません。現在中国株は全体的に元気がないので、今割安感のある銘柄として注目出来るでしょう。配当は連続増配で安定配当をずっとキープしています。

ブリヂストン 5108

世界一のタイヤメーカーです。世界トップではありますが、近年株価は横這いです。というのもコロナ禍や半導体不足により自動車の販売台数低下により業績を伸ばしきれていません。ただコロナショックで下落していた分の株価はほぼ回復しきっており、年々現金も増やしていて財務がどんどん強化されています。半導体不足が解消されたら更に成長しそうな予感があります。景気に敏感な銘柄でここ10年株価が¥5,000台に到達してから大きな下落をするというのを繰り返しています。この辺りでは現状割安感を感じにくい印象です。

電気機器業

キヤノン 7751

キヤノンといえばカメラですね。世界シェアNo.1のカメラメーカーです。プリンターなども販売しています。特許取得数も記録的な多さとなっており、とても強い競争力を持っています。ただコロナショックに耐えきれず32年減配無しだったのに減配しました。株価は下落後回復してきていますが、まだ過去の高値までは到達していません。少し割安感がありますね。

化学業

旭化成 3407

素材、住宅、ヘルスケアの3つの分野の事業を持つ企業です。この分野における大企業なのですが、ここもコロナショックから立ち直れていない株価回復を狙う企業です。まだ業績低迷が続く可能性もありますが、大きな経済危機が来ても既に低迷しているのでここから大幅な暴落は発生しにくいと考えています。長期で回復は見込める銘柄として捉えていいのではないでしょうか。また業績低迷している中、減配はしていません。安定配当といえるでしょう。

サービス業

日本エス・エイチ・エル 4327

採用や人事評価の診断ツールの提供や人事コンサルのサービスを行う企業です。高収益で財務が強く、スタミナがありそうです。自己資本比率が80%以上、営業利益率も40%程度と高いです。現金たっぷりです。高収益ではありますが、現金をうまく投資して事業を拡大するという循環はあまりしていないようですね。年々事業は成長しており、株価はコロナショックの影響もあまり受けておらず上昇傾向にあります。高配当のグロース株みたいな印象ですね。株価上昇にも期待です。

建設業

エクシオグループ 1951

通信事業のインフラ、電気工事、土木工事、サイバーセキュリティなどを手掛ける企業です。コロナショックから下落しており、回復していません。売上高も伸びており、配当性向や利益率も悪くないのですが、事業の成長がそこまで期待されていない印象があります。今後の決算次第で下落が続くか、株価回復にシフトするか注視する必要があります。コロナショック前の高値である¥3,400から現在¥2,000付近で推移しています。リスクが高めだけど当たればデカいという感覚で見ていくイメージがいいと思います。

 

私は現在、上記の銘柄のうちの多くを保有しています。保有していない銘柄も中にはありますが、今後買付していきたいと候補にしている銘柄などになります。ここに載せた銘柄は高配当株投資家に人気の銘柄が多いです。高配当株について解説している人達が取り上げているような銘柄もいくつも入っています。長期保有に向いている高配当株というのは安定した経営を長年続けているそれなりの規模がある企業の株だと思います。そういった銘柄を掲載するように意識しています。

記事を作成した時点から皆さんが銘柄のチェックをするまでにそれぞれの企業の業績や指標の数値は変化するので、必ず投資判断をする前に事業の成長や各指標を再度確認していきましょう。

ただ投資ってどうやって始めればいいか分からない、そもそもどうやって勉強すればいいのかわからないって方は、投資の基礎的知識が学べる無料のオンライン講座があるので受けてみると良いと思います。

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