生活防衛資金の必要性
今回は生活防衛資金はいくら貯めればいいかってことについて話をしていきたいと思います。
結論から先に言いますと会社員だったら生活費6ヶ月分、自営業なら生活費1年分を貯めておけば、もうそれで生活防衛資金としては一旦十分じゃないかなと思います。
ただし借金の返済は優先度はどこから借りてるかによりますね。6ヶ月分貯める前に借金を返済した方がいい場合ってのもあるんで、それはどこから借りてるかっていうそれにもよります。
そもそもなぜ生活防衛資金を貯める必要があるのかってことなんですけどね。まさに生活防衛のためですね。みんなこの生活防衛資金を貯めてないのに投資をしたりとかいうのも中にはいるんですよね。
それでは解説していきます。
生活防衛資金を貯める3つの理由
①精神安定剤になる
例えば手元に200万円ある人がいると、とりあえず何かあってもしばらくこれで生活できるってイメージしてほしいんですけど、失業してもとりあえず少しの間は大丈夫だとか、体調崩したとしてもとりあえずは治療費も困らないかなとか、もしくは家族とか何か大切な何かあっても、助けることができるとか、精神安定剤になるんですね。
これがこの生活防衛資金が貯まってないとブラック企業をやめるにやめれないと、もう会社を辞めたくてしょうがない、理不尽なこともやるし早く辞めたいんだけど、もう生活費がなさすぎて辞めたら生活が困るから辞めるに辞めれない。
もしくは早く働かないとお金がなくなるからとにかく早く働かないとって焦ってしまって転職活動がうまくいかなかったり、とにかく働くんだったら何でもいいやっていうと、結局またブラック企業に勤めることになっちゃったりとかね。
この生活防衛資金は最低限の貯金ですよね、最低限の貯金があれば余裕を持った行動ってのができるようになるんですよね。やっぱり人間誰でも焦るとやっぱ良くないです。
②お金が貯まりやすい体質になる
例えば無駄な保険に入らなくて良くなるってのもすごい大きいんですよね、特に医療保険とか車両保険とかですね。
必要な保険っていうのはもう家族持ちの人の掛け捨ての生命保険と火災保険、それから自動車保険です。自動車保険は対人と対物だけで十分で、プラスで自転車に乗る人だったら、自転車保険を数百円とかなんでつけておいたら十分です。
医療保険とか車両保険とか、いざというときに例えばローンを組んで車を買ったんだけど、車が例えば壊れてしまって修理費用も出せないとか、もしくは医療保険は何かあったときに病気になったときに治療費すらないとかね、手元に貯金がないとか、最低限の貯金がないから何かあったときに困るわけですね。
今みたいな治療が必要とか、何かあったときに困ると、だから保険に入るんですよね。でも保険に入るからお金が貯まりにくいんですよね。ていう繰り返しなんですよね。結局どんどんお金が貯まりにくくなってしまうってことなんですね。
あと無駄な買い物を減らせるとかです。例えば買い物とかでも、今手元にお金がなくて買えないってなると、精神的にこれは我慢しようになるんです。でも買おうと思ったら買えるんだけど、買わないっていうのは自分で選択してるんでこれはストレスが溜まりにくいんですね。
買おうと思ったら買える状態になると意外と、別に買わなくていいかなってなったりとかするんですよね。結局そうすることによって無駄な買い物を減らせるんですね。ストレスなく無駄な出費を減らせるってことですよね。
やっぱり生活を我慢してお金を貯めるっていうのは、ストレスになるからどっかで発散というか爆発するんですね。何をするにも余裕が出てくると貯める癖がつくってことです。
③投資でも成功しやすくなる
暴落時に焦らなくて済むんですね。精神安定剤の一種なんですけど、必ず投資をしていく上でおすすめしてる毎月ドルコスト平均法でインデックス投資をしていくってのは、必ず暴落に巻き込まれるんですね。
このときにいくらわかってても、やっぱり生活資金最低限の貯金がないとやっぱり不安になって焦って売っちゃうんです。なんかあんまり良くない行動をとるんですよね。なんでこの生活防衛資金ってのは最低限持っておくことで不安を和らげてくれるんですね。
以上の理由でやっぱり生活防衛資金ってのは必要なんですね。
借金返済とどっちを優先すべきか?
これは金利によりますね。奨学金とか何だったら繰上返済した方がいいのかって記事も書いてるんで参考にしてほしいんですけど、結論から言えば奨学金の場合だったら、別に先に急いで返さなくても金利がすごく安いんで、借金返済ではなくて生活防衛資金貯金を先に貯めた方がいいです。
リボ払いとかカードローンとか消費者金融からお金を借りてるんだったら、金利が10%から15%あると思うんで、これは先に返していった方がいいです。
奨学金みたいに金利が低いものなんだったら生活防衛資金を貯める方が先ですねとそういうことですね。
生活防衛資金はいくら貯めればいい?
いくら貯めればいいかってことなんですけど、年収ではなく、生活費の6ヶ月分~1年分です。生活費のってことで最低限生きるための生活費ですね。だから給料が仮に30万円の人が6ヶ月分だから180万貯めないといけないな、ではなくて生活費に何とか切り詰めたらとりあえず20万あればいけるっていうんだったら、20万円の6ヶ月分の120万円ですね。
それは住んでる地域とか、いろいろ条件によって違うと思うんですけど、生活費の半年分~1年分を貯めればいいと、あとは定期収入があるかどうかによるんですね。
この半年~1年分というのは会社員とかだったら6ヶ月で十分だと思うんですね。十分までいかなくても最低限はあるかなと、なぜなら自営業に比べて、いきなり来月給与がなくなる、収入が途絶えるっていうことが少ないからですね。
自営業ってのはね突然仕事がなくなったり、やっぱり会社員に比べるとあるんですけど、会社員の場合だったら給与はある程度保障されてます。自営業と違って失業保険とかがあるわけですね、会社を仮に急にクビになったりとか、何か事情で辞めないといけなくなっても数ヶ月間の人によっては半年間分ぐらいは給料の50%~80%程度が大体もらえるんですね。
さらに会社員の場合は傷病手当とかありますね。病気で働けなくなった場合も、公的な保険の方から出ます。
自営業だったら1年分ぐらい必要かなと、会社員に比べていろんな手当とか保障が少ないんで、最低限貯まったらそこから投資に回そうと、貯めるばっかりで投資をしないと貧乏になっちゃう世の中の仕組みです。
どこに貯めておけばいいかについては、これはもうすぐに引き出せるってのが大事なんで銀行の普通預金が一番いいです。たまに銀行が破綻したらどうしようって、タンス預金してる人ってのもいるんですけど、タンス預金は全然おすすめできないんですね。
当然ですけど銀行が潰れて預金が引き出せなくなるっていうよりも、盗難に遭うリスクとか火事で燃えちゃうとかいうリスクの方が高いんで、普通に生活防衛資金分ぐらいは銀行の普通預金に預けておけば十分です。
まとめ
生活防衛資金は最低限の命綱です。投資よりも先に確保しましょう。
毎月の生活費の会社員だったら6ヶ月、自営業だったら1年分ぐらい生活費ぐらい用意しましょう。
借金返済よりも先に生活防衛資金ですね。ただし高金利のところから借りてる借金は先に返しておく、最低限の貯金ができない状態だったら投資の成功からも遠いですね。最低限の貯金ができない状態で投資をしていこうと思ってもなかなか成功はできないんじゃないかなと思います。
やっぱりこれは投資をする上でも最低限の準備段階なんで、これはやっぱり基礎的なスキルとして最低限身につけて貯めるっていうことです。その為に固定費の見直しは必須です、自動車とか保険とか家賃とか、スマホ代とかその他の固定費をやっていってもらったらいいかなと思います。
貯まったんだったら投資を始めていくと貯めてる最中から投資をスタートしていくってのもありです。固定費が浮いた分とかで、少しずつ投資をしていくってのもありです。ただし慣れる意味で少額からにしましょう。
ただ投資ってどうやって始めればいいか分からない、そもそもどうやって勉強すればいいのかわからないって方は、投資の基礎的知識が学べる無料のオンライン講座があるので受けてみると良いと思います。
無料の1時間程度の講座なので自己研鑽としてどうぞ。
自己投資っていうのは本当に最大のリターンです、株式投資や不動産投資もいいんですけど、その前に自己投資ってのがやっぱり一番最大のリターンになるんで、ここへの自分への投資っていうのもちゃんと忘れないようにしていきましょう。
以上、最後まで読んで頂きましてありがとうございました。