インデックス投資の魅力5選
今回はインデックス投資の魅力と失敗させないためのコツ5選について話をしていきたいと思います。
結論からね言うと、このインデックス投資の魅力を一言で言うと初心者でもできる投資なのに成績はプロ並みの成績が出しやすいとか、出せる可能性が高い、ここが一番の魅力になってくわけです。
今回はインデックス投資を始めたばっかりの人が、インデックス投資の魅力を改めて確認して、今後インデックス投資を失敗させないために何を気をつければいいのかっていう、それぞれ5つのポイントを挙げて話をしたいと思います。
インデックス投資ってのはなんぞやってことで、ざっくりおさらいです。日経平均とかTOPIXとか、S&P500とかダウ平均とか、これらの株価指数のことをインデックスっていうんですけど、このインデックスに連動した値動きを目指す投資方法のことです。
この投資方法の魅力をもう少しポイントを絞ってね解説していきます。
魅力①:アクティブファンドよりも一貫して高いリターンを上げ続けてきた
このインデックス投資っていうのは平均的なリターンを狙う投資法なんですね。平均って聞くとすごいしょぼい印象を受けるかもしれませんが、そんなことなくて、実はこの資産運用の世界では平均を上回る成績を残すってのが結構難しいんです。
理由はなぜかっていうと、この次の二つが儲けを侵食するからなんですね、運用手数料ってのと、取引手数料というこの二つですね、平均を上回る成績を目指す投資方法っていうのをアクティブ運用っていうんですね。
結局このアクティブ運用っていうのは、通常のインデックス運用よりも高コストなんですよ、運用の手数料とか取引手数料がかさむんですよね。全体として見ると、インデックス投資に勝てない傾向にあるんです。
アメリカにおいてなんですけど過去40年にわたるデータを検証したところ、このプロの運用するアクティブファンドのうちの7割はもう平均的な成績未満だったと、もちろんインデックスファンドに勝てるってアクティブファンドもあるにはあるんですけどさらに問題がこれにはこれで2つあって、そういったファンドは少数派で少ないと、それからそういったファンドを事前に当てるってことができない。
結局部の悪い勝負になるってことなんですね。この平均という名からは想像がつかないぐらい、このインデックス投資ってのは優良な投資なんですね。
魅力②:税法上有利
通常の株取引で利益を上げた場合にはその利益に対して税金がかかるわけです。これが結構馬鹿にならないコストになるんです。
ですがインデックス運用してる間は税金がかかりにくく、このデメリットを最小化できるんですね。どういうことかっていうと頻繁に売買を行わないんで、最後の数十年後に売却するときまで課税されないんです。
もしくはNISAとかiDeCoとかね、優遇税制の対象になってるものがあると、そもそも利益に対して税金がかからない制度なんで、手数料が馬鹿高く、課税されまくる投資と比べると非常に有利だよってことですよね。
魅力③:少額で広範囲な分散投資が可能
数百円から数千円程度で世界中の株式とか債券に投資できるわけですね。
昔はこの投資で資産運用ってのはお金持ちのためのものだったんですけど、金融法制とかがしっかり整備されたりとか、いろんな金融商品が生まれたりとか、インターネットが広まった現在だと庶民でもお手軽に様々な資産に投資できるようになったんです。
例えばどういったものかっていうと、任天堂の株を買うのには、約600万円かかるのに、世界中の株に投資できるファンドは数百円から買えるっていうのはちょっと不思議な感じがしますよね。
インデックスファンドは史上稀に見る素晴らしい発明品だと思うと、誰でもお金持ちになれるチャンスが与えられてるってね金融市場の発達万歳って言う他ないということですね。
魅力④:専門知識に乏しくてもOK
インデックスファンドに投資するのに難しい知識っていらないんです。
まったく勉強が必要ないってことじゃないんですけど、個別株式を売買したりとか、FXとか、不動産とか、こういった投資と比較するともう専門的知識が少なくて済むのは明らかです。
例えば先進国の株式市場とか新興国の株式市場とか、要はアメリカごと買うとかして平均的なリターンを得ると、ただそれだけっていう専門知識を駆使したような小難しい分析がいらないんですね。
魅力⑤:時間を取られない
株式投資っていうとトレードとかギャンブルってイメージを持ってる人が多いと思うんです。
でもインデックス投資ってそんな投資スタイルじゃないんですよね。時間をかけて経済の成長の恩恵を受けるっていうね、そういうスタイルなんで、頻繁なトレードとか日々の株価の値動きに一喜一憂するとか基本的にこういったことは無縁なんですよね。
もうのんびりじっくりドンと構えてたらOKです。
失敗させないためのコツ5選
コツ①:自分のリスク許容度を正確に測る
リスク許容度ってのはどういうことかっていうと、どれだけ損失に耐えられるかってことなんです。
リスク許容度ってのは自分にしか測れないんで、人が教えてくれることってないんです。自分自身で見極める必要があると、このリスク許容度を測るヒントってのはこちらと年齢だったり、家族構成だったり収入水準だったり、資産水準とか、投資経験とか、性格とか、こういったものでヒントを得て判断していくんです。
例えば若い人、独身、高収入、投資経験が豊富、物事に動じないこういう人はリスク許容度が高いわけですね。要するに積極的にリスクを取った資産運用ができるってことです。
株価が暴落すると資産が半減したりするんです。その状況をリアルにイメージしたとき自分はどうなりそうかっていうこれがわからないまま、投資を始めると不況時にパニックになる可能性があるんですね。
そのパニック状態で起こした行動でろくな結果を生まないんですね。自分がどこまでの損失に耐えられるのかってちゃんとイメージしておくことが大切です。
一般に人は欲に目がくらんで自分のリスク許容度高く見積もっちゃうんですね。今まで経験がないと責め過ぎてポジションを持ちすぎたりです。
だからもしも迷ったんだったら保守的に行ってください。このぐらいだったら絶対大丈夫だっていうぐらいから始めてもらうのが一番いいと思います。
コツ②:リスク許容度に応じたポートフォリオを組む
自分のリスク許容度を正確に把握できたとしても、そのリスクに見合うポートフォリオを作れるとは限らないわけですね。ポートフォリオというのは投資している資産の組み合わせです。
なぜなら、どんな資産にどれほどのリスクがあるのかってのが普通の人にはあまりわかってないからですね。
例えば次の資産のリスクの高さとか低さってイメージできますかね?
・先進国株
・新興国株
・先進国の債券
・新興国の債券
・不動産
・ゴールド
このインデックス投資をする際にやっぱり勉強すべきところはこういうところなんですね。先進国株とかが、好況時にどれだけ値が上がって、不況時にどれだけ値が下がって、どんな経済イベントが起きたらどんな値動きをするのか最低限こういった特徴を押さえておかないといけないです。
これを知らずにやっちゃうと、自分のファンドが思わぬ値動きをして、そのことが気になって夜も眠れなくなっちゃうわけですね。
インデックス投資は他の投資と比較すると圧倒的に勉強量が少なくて済むんですけど、ここだけは勉強せざるを得ないとこなんですよね。この勉強がもう嫌だっていう人はもう資産運用そもそもしない方がいいと思います。
はっきり言ってこのインデックス投資よりお手軽かつ信頼性の高いまともな投資ってのはもうないと思ってください。
インデックス投資が無理なんだったら投資なんてしないで、貯金特化の生活スタイルの方が人生穏やかになると思うんで、ここの勉強ももう嫌だっていう人はもう投資をそもそもしちゃ駄目ですね。
コツ③:一括投資せず、投資タイミングを分散させる
インデックスファンドを買い付けるタイミングってのはねこれも分散させて欲しいんです。ドルコスト平均法の恩恵を受けられるからですね。
ドルコスト平均法っていうのは、定額購入によって資産の平均取得価額を有利にする方法だから、毎月5万円って決めたら毎月決まった日に5万円ずつ買っていこうってそういうことですね。
相場が過熱して株価が高くなってるときっていうのは購入量が減るわけですね。でも定額を買っていくんでこの株価とかが割安になってるときと値段が下がっていってるときは購入量が増えると、やっぱりこの金額をちゃんと決めておいて定額を買い付けるってのが結構大切で、大体高くなってくると、もっと買っといたらよかったとかね、低くなってたらもうちょっと下がるかもしれないからちょっと買い控えがなんかやっぱこういう感情が入ってくるんです。
だから感情を入れずにインデックス投資にはドルコスト平均法が相性がいいよってことですね。
基本的に推奨されていないことは、貯金300万円や退職金1000万円をいきなり全額ファンドに突っ込むっていう人、結構いるんですけどもやめてください。
やっぱり先ほど説明したみたいに投資の経験が浅い人、自分のリスク許容度がわかってないわけです、自分の投資している資産のリスクの大小がわからないから、慣れるまでは様子見の意味も込めて少しずつ買い進めるってのがやっぱ吉ですね。
どうせ10年20年先には右肩上がりになってるんだから、一括投資しちゃっていいじゃないかって意見結構もらうんですけど僕はやっぱり慎重に進むっていうことをおすすめします。
コツ④:いつどんなときでも投資を継続すること
基本的に長期投資が大前提なんですね。止めさえしなければ高い確率でいつか勝てるっていうそういう投資手法なんです。
なんで隙がないのがインデックス投資だよと、理論的な面でも、インデックス投資の核になっている理論はもうノーベル経済学賞を取ってるわけですね。そのぐらい、理論的な投資なんです。
実証的な面で見ても、過去数十年にわたるアメリカ株式市場のデータを見ると15年以上の長期投資はもうマイナスにならないということです。つまり続けてさえいればほぼ報われる年だろうってことですね。
でも不景気とか暴落が来て半値になったっていうファンド大丈夫かな、今回はもう駄目なんじゃないかな、とかなっちゃうとやっぱその信じ続けるのは難しいと、歴史的に見ればいつかちゃんと値を戻してるんだけど、信じられなくなった人から脱落して損していくってもったいない事になったりします。
コツ⑤:ちゃんとリバランスし続けること
リバランスっていうのはポートフォリオ作った後に相場が変動して、変化した投資比率を見直して値上がりした資産を売って値下がりした資産を買いますってことです。
このポートフォリオの構成を理想の比率にメンテナンスすることですね。当初例えば100万円持ってて、株式50万円買って債券は50万円買ったとするじゃないですか、1年後に株式の資産価値がすごく上がって、同じ50万円ずつ投資したのに株式が70万円まで値上がりしたから、資産配分が株式のが多くなっちゃうわけですね。
こういうときに、例えば株を10万円分売却したりとか債券を10万円分購入したりとかして、当初の資産配分の比率をそれぞれ50%ずつで持ち続けようと決めているんだったら、こういうふうに調整することをリバランスって言うんです。
リバランスをしないっていうのは段々と機能が損なわれていって最後は非常に不快な結果を招くことになるんで、基本放置でOKのインデックス投資なんだけど、年に1、2回のメンテナンスだけは怠らないようにしたいよねと、そんな感じになってきます。
まとめ
このインデックス投資の魅力は何かっていうと、まずアクティブファンドよりも一貫して高いリターンを上げ続けてきた、税法上有利、それから少額で広範囲な分散投資が可能で専門知識に乏しくてもOK、それから時間を取られないってのも非常にね魅力の一つです。また初心者でもできる投資なのに成績はプロ並みってのがインデックス投資の魅力です。インデックス投資は比較的知識が少なくてもいいし、時間も取られにくいそんな投資方法ですね。
それで失敗を避けるために必ず押さえておかないといけないっていうポイントが自分のリスク許容度を正確に測れること、それからリスク許容度に応じたポートフォリオを組めること、それから一括投資はせずに投資タイミングをちゃんと分散しよう、いつどんなときでも投資を継続しよう、そしてちゃんと年1回はリバランスし続けること、どれか一つでも軽視すると失敗の可能性がぐんと高まっちゃうってことですね。
この中の一つでも、考え方とかやり方にね不安を覚えてるとか、腹落ちしてないっていうんだったら、決してそのままにせずに書籍を読んだりとか、セミナーで勉強したりとか、投資経験者にアドバイスを求めたりとかして解決しておきましょう。
ただ投資ってどうやって始めればいいか分からない、そもそもどうやって勉強すればいいのかわからないって方は、投資の基礎的知識が学べる無料のオンライン講座があるので受けてみると良いと思います。
無料の1時間程度の講座なので自己研鑽としてどうぞ。