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【簡単】ほったらかしでお金を増やす最強の投資3選

ほったらかしでお金を増やす最強の投資

今回のテーマは、ほったらかしでお金を増やす最強の投資3選です。

皆さん、株式投資はされているでしょうか?興味はあるけど投資ってなんだか難しそう、私には難しいかな、株を売ったり買ったりしてお金を稼ぐんでしょ、仕事と家事で忙しいからそんな時間取れないよ、このように投資に苦手意識を持っている人は少なくありません。

これは一日中画面の前に張り付いてトレードするイメージがあるからでしょう。ただでさえ忙しい中トレードの時間を確保する、これは確かに大変です。

ですが、ゆとりある生活や老後のために投資は非常に有効です。日本では所得の上がりにくい状況が続いています。労働と貯金だけで資産を築くのはかなりハードルが高いでしょう。

現役世代にとって投資は必須と言っても良い時代です。大変そうだからという理由で投資を選択肢から外すのは非常にもったいないです。そこで今回は、忙しい人でも簡単にできるほったらかし投資を紹介します。

ほったらかし投資なら時間も手間もほとんどかかりません。仕事や家事でいっぱいでも堅実に資産を増やせます。資産が増えれば将来の不安をかなり軽くできるでしょう。また、空いた時間で副業や自己投資も可能です。そうすれば資産形成はさらに加速しますね。

あるいは空いた時間は家族と楽しむのに使っても良いでしょう。今と未来をどちらもより良いものにすればほったらかし投資ならそんなことも可能です。

それでは早速、解説していきます。

ほったらかし投資で重要なこと

まずは結論から言いましょう。ほったらかし投資に重要なのは次の3点です。

・長期的な資産の成長

・分散

・ほったらかしの仕組み

この3つです。仕組みについては後ほど詳しく解説します。まずは成長と分散から見ていきましょう。

長期的な資産の成長

長期的に見て成長するものに投資するということです。これはある意味当然です。ほとんどの人は資産を増やすために投資しているからです。

投資しても資産が増えないならば意味がないですよね。もし投資して資産が減るならばやらない方がいいです。ほったらかしにするかどうかに関わらず、これは大前提といえるでしょう。ほったらかし投資で特に重要なのは長期的に見てという点です。

投資にはいろいろなやり方があります。中には長期的に成長しないものでも、うまくやりくりして資産を増やす方法もあります。例えば、デイトレードと呼ばれる方法です。このような投資では必ずしも長期的な成長が必要とは限りません。短期的な値動きをもとに稼ぐこともできます。

ですがほったらかし投資ではそうもいきません。短期の値動きよりも長期の傾向が重要です。もし、右肩下がりに衰退するものに投資したらどうでしょうか?ほったらかしている間に資産は目減りしていきます。

そのような商品はほったらかし投資には向いていません。従って、ほったらかし投資では長期的に成長する資産に投資することが大事です。

分散

分散とは何かを集中させないようにすることです。投資で分散させる要素には次のようなものが挙げられます。銘柄、業種、地域、資産、時間、このような要素ですね。

例えば銘柄を分散させるためには1社だけでなく複数の会社に投資します。資産を分散させるためには、株式だけでなく債券や不動産にも投資します。一点集中せず、いろんなものに投資するということですね。

それではなぜ分散が重要なのでしょうか?これは逆を考えるとわかりやすいです。分散投資の逆は集中投資です。集中投資として例えば一社の壁に全資産を一気に投資する場合を考えましょう。

その会社が倒産したら株価は暴落します。それと同時に皆さんの資産も吹き飛びます。このような投資をしたら皆さんはどうするでしょうか?おそらくほったらかしにするのは難しいでしょう。

ことあるごとに投資先の経営状況をチェックすると思います。業界全体の動向も気になるかもしれません。なぜならもし怪しい予兆があれば資金を引き上げなければならないからです。ほったらかしている間に資産が激減したら元も子もありませんよね。集中投資でほったらかしているとこのようなリスクがあります。

逆に集中させずたくさんに分散していたらどうでしょうか?例えば1社だけに投資するのではなく、1万社に投資するようなイメージです。この場合はどこか1社が倒産しても、資産全体が受けるダメージは小さいです。ほったらかしている間に予想外のことが起きても、資産への影響は大きくありません。

これがほったらかし投資で分散が重要な理由です。増やすことも大事ですが、大きく減らさないことも大事ですね。放っておいてもそうそう減らないように備えておく。そうすれば安心してほったらかしにできるでしょう。

先ほどもお伝えしたように分散にはいくつかの種類があります。これらの分散はどれかを使えばよいというわけではありません。複数の分散を組み合わせることでさらにリスクを抑えられます。

ですが、どうやって分散させたらよいのでしょうか?疑問に思う人もいるでしょう。次はほったらかし投資に適した商品を具体的に紹介します。

ほったらかし投資に適した商品3選

今回紹介する商品は次の3種類です。

①バランスファンド

②全世界株ファンド

③米国株ファンド

この3つですファンドというのは投資信託のことです。この3つのファンドはそれぞれ分散の具合が違います。バランスファンドが最も分散しています。逆にこの3つの中では米国株ファンドが最も集中投資に寄っています。それぞれ向き不向きがあるため特性を理解しながら投資した方が良いでしょう。次からはそれぞれについて詳しく解説していきます。

①バランスファンド

最初に紹介するのはバランスファンドです。バランスファンドとは複数の資産クラスを組み合わせた投資信託です。株や債券、不動産などがひとまとめのパッケージになっています。一つ買うだけで複数の資産に分散投資できるということです。

資産はそれぞれ違う値動きをすることが多いです。例えば株が暴落したとき、逆に債券の価格は上がることも少なくありません。バランスファンドはこれらを組み合わせています。トータルで動きが抑えられる傾向にあります。またそれぞれの資産クラスの中身もさらに分散されているものが多いです。

例えば地域としては国内だけでなく海外にも投資しているものがあります。この場合、地域も分散されていると言えます。また、業種や会社も複数に分散されていることが多いです。これはセクター分散や銘柄分散になります。

このように、バランスファンドは資産クラス地域銘柄の点で分散されていると言えるでしょう。もちろん全てのバランスファンドがそうというわけではありません。ですが傾向としてそのような特徴があるということです。

バランスファンドには分散以外にもメリットがあります。それは各資産の割合を自動で調整してくれるものが多いことです。例えば株式80%、債券20%というルールのバランスファンドを考えてみましょう。投資した後に株価が上がり、株式の割合が90%に増えたとします。

元々のルール、株式80%、債券20%から10%ずれてしまいました。この場合、このバランスファンドは中身を決められた比率に戻します。増えた株式10%を売ってその分だけ債券を買います。そうするとルールで設定していた株式80%と債券20%に戻ります。

これがバランスファンドの自動調整機能です。このようなルールを守ることでリスクの大きさを維持できます。リスクが大きすぎると値動きが大きくなる。リスクが小さすぎると想定していた利益を得られない割合を維持することでこのような事態を避けられます。

また場合によっては効率よく資産を増やせることもあります。資産の割合を適切に管理することはとても重要なのです。ただ、割合の調整は大切ですが、自分でやるのは手間がかかります。定期的に比率をチェックする、割合が大きい資産を売る、割合が小さい資産を買う、このような作業をする必要があるためです。仕事や家事で忙しい人には億劫かもしれません。

ですが、バランスファンドならこの作業を内部で自動的にやってくれます。自分でわざわざ比率をチェックする必要はありません。面倒な作業をお任せできるので非常に楽チンです。ほったらかし投資にふさわしいと言えるでしょう。

ただ、バランスファンドと一口に言っても良い商品も悪い商品もあります。悪いものに投資すると資産がなかなか増えません。それどころか、大幅に資産が減ることすらあります。

そこで、どのような商品に投資すべきか、具体例を2つ紹介します。

・eMAXISSlim8資産均等型

この商品は、国内外の8つの資産に均等に投資します。投資する資産クラスは、株式、債券、不動産の3種類投資する地域は国内先進国、新興国の三つ。このようになっていますね。それぞれが12.5%ずつですね。資産クラスも地域も十分に分散されていると言えるでしょう。しかも管理費用は0.154%です。1万円分投資しても手数料は1年で15.4円しかかからないということです。

バランスファンドではこの管理費用が1%を超えるものも少なくありません。それを考えるとこの商品は非常に低コストです。ほったらかし投資においてコストの大小は地味効いてきます。手数料の面でも優秀ということですね。

ですが注意点もあります。低リスクと言われる先進国債券と国内債券が少なめな点です。つまり、短期的な値動きが割とあるということですね。もちろん株式オンリーに投資するのに比べれば穏やかです。

ですが全くの無風ではないということは頭に入れておくと良いでしょう。また投資対象に不動産が入っている点は人を選ぶかもしれません。投資家によっては不動産は不要と考える人もいます。そのような方には次に紹介する楽天インデックスバランスファンドも良いでしょう。

・楽天インデックスバランスファンド

この商品は世界株式と債券に投資します。株式と債券の比率は3つのパターンから選べます。

・株式中心型(株式70%、債券30%)

・均等型(株式50%、債券50%)

・債券重視型(株式30%、債券70%)

この3種類が用意されています。個人的には株式重視型がおすすめです。ほったらかし投資は長期投資になるためです。長期投資では短期的な値動きの小ささよりも、成長性の大きさを取る方が良いでしょう。

ですがこのあたりは個人の好みもあります。値動きが苦手な方は均等型や債券重視型を選んだ方が気楽かもしれません。なお、楽天インデックスバランスファンドの管理費用は0.211%です。先ほどのeMAXISSlimバランスに比べると少し高いですが、十分に低コストです。

不動産はいらない。株式の比率をある程度選びたい。国内の割合は時価総額と同程度で良いこのように考える人にはこちらの商品が向いているかもしれません。

②全世界株ファンド

バランスファンドは1本で複数の資産クラスに投資できます。また資産の割合も自動で調整してくれるため手間いらずです。ただ、人によっては投資対象は株式1本で良いという考えもあるでしょう。債券や不動産は不要ということです。

また自分の希望する資産比率のバランスファンドがないケースも多いです。例えば債券は10%で良いとか、外国株式は欲しいけど国内株式はいらないなどの場合です。そういう人には全世界株ファンドも選択肢に入ります。

全世界株ファンドは、世界の株式に分散投資する投資信託です。資産クラスは株式のみですが、地域は世界に分散しています。株式のみなので現金や債券との割合は自分で決める必要がありますね。また定期的に確認もした方が良いです。年に一度年末に調整するのようにルールを決めておくと良いでしょう。

なのでほったらかしではバランスファンドよりも少し下がります。お金だけ突っ込んでおけばあとは全自動というわけではありません。ですが、投資先の銘柄や業種、地域は十分に分散しています。一部の会社地域が不調になっても影響は抑えられるでしょう。

基本的にはほったらかしにしたいけど、多少の手間はかけても良い。そういう人に向いています。例えば年1回のチェックくらいならできるかなという感じですね。全世界株ファンドのおすすめを2つ挙げておきます。

・eMAXISSlim全世界株式

・SBI全世界株式インデックスファンド

全世界株ならこの2つがおすすめです。どちらの商品も世界の企業に投資します。主な違いは、小規模な企業を含むかどうかという点です。SBI全世界株式インデックスファンドは小規模な企業にも投資します。その分、銘柄の分散が効いています。

一方、eMAXISSlim全世界株式は小規模な企業を含みません。それでも世界の3000銘柄に投資できます。銘柄分散という意味では十分です。信託報酬はいずれも約0.11%で同程度です。成績もほぼ同じなので好みで選んでも良いでしょう。

迷ったら両方を半分ずつ使ってみるというのもありですね。

③米国株ファンド

バランスファンドも全世界株ファンドもほったらかしには非常に良い商品です。バランスファンドは複数の資産に投資できる、全世界株ファンドは複数地域の株式に投資できる、このような分散効果が得られます。

ですが分散されていることはメリットばかりではありません。広く分散されている分、利益が控えめになるという側面もあります。バランスファンドは利回りが低い債券にも投資する、全世界株ファンドは低成長の国にも投資する、分散にはこのような面があることも事実です。

せっかく投資したのに思っていたよりも資産が増えない投資をしている人の中には物足りなく感じる人も少なくありません。このようにリターンを求める場合には、米国株ファンドも良いでしょう。米国株ファンドは米国の複数の株式に投資する商品です。

資産は株式、地域は米国、このような商品です。銘柄は分散されていますが、資産と地域は集中しています。分散度が下がるのにおすすめに上げるには理由があります。それは、米国株がここ数十年にわたって世界を引っ張ってきた実績があるからです。

その背景には、米国が投資に適した国であることが挙げられます。成長国であり先進国で数少ない人口増加国、法律が整備されており投資家の保護が手厚い、この2点を満たす国はほとんどありません。今の米国はそれだけ投資に適した状況だということです。

ただし、米国株の好調が今後もずっと続くとは限りません。10年20年は大丈夫でしょう。ですが将来的には伸び悩む可能性も十分にあります。

米国株が伸び悩む原因として次のようなものが考えられます。米国の成長が鈍る。他の国が覇権を取る、自然災害や戦争で甚大なダメージを受ける。このように米国株ファンドには米国だけに地域を集中させるリスクがあります。

なので、完全にほったらかしというわけにはいきません。長期的なトレンドは見ておいた方が良いですね。ほったらかし度という点ではここまでに挙げた2つのファンドの方が高いです。

一方でほったらかし度を多少落としてもリターンを狙いたい人には向いているでしょう。米国株ファンドの具体例として次の二つが挙げられます。

・SBIV全米株式インデックスファンド、

・eMAXISSlim米国株式S&P500

この2つです。SBIV全米株式は、米国市場の98%を網羅します。米国市場まるっと買うイメージですね。対してS&P500は米国の大企業500社に投資します。500社と聞くと少なく感じるかもしれません。

ですがこれでも米国市場の約80%を占めます。主要な企業は抑えているといえるでしょう。信託報酬はいずれも約0.1%で同程度です。成績もほぼ同じなので、好みで選ぶと良いですね。

なお、米国株ファンドは他にも良い商品があります。検討の際には何に投資しているかや、信託報酬を比較して決めると良いでしょう。

ほったらかしの仕組みも重要

ここまでほったらかし投資に適した商品の例を紹介しました。ただ、ほったらかし投資に重要なのは商品だけではありません。こうする仕組みも大事です。

例えばここで紹介したものに投資するとしても頻繁に売買をしていたらどうでしょうか?毎日価格をチェックして売ったり買ったりするということです。このようなやり方は全くほったらかしではないですよね。

なので商品だけでなく、ほったらかしにするための仕組みも重要です。そこで、最後にほったらかし投資のための仕組み化について解説します。

やり方は簡単です。主要なネット証券が提供している投信積立のサービスを使うだけです。投信積立とはあらかじめ指定した投資信託に定期的に決まった金額で投資するサービスです。必要事項を最初に設定する、毎回の投資資金を用意しておく、この2点だけ押さえておけばあとは自動的に投資信託を買って行ってくれます。

ほったらかし投資にはまさにうってつけと言えるでしょう。投信積立で得られるメリットの一つは時間の節約です。投資するために買う手続きをする、そのような手間がなくなります。

さらに、投資タイミングの分散も狙います。一気に投資せず何回かに分けることで大きな損を減らせるのです。ほったらかし投資とは相性の良いサービスですね。

残念ながらこのサービスは投資信託でしか使えない証券会社が多いです。国内の株式やETFで定期買付できる証券会社は多くありません。米国株や米国ETFならできる会社もありますがドルを用意する手間がかかります。そういった面でも投資信託は手間がかからず便利です。

今回紹介した商品が投資信託ばかりなのはそのような背景がありました。さて投信積立を使うことで、買う仕組みは整えました。ですがそれだけではありません。買う仕組みだけでなく、売る仕組みも作れます。

意外と忘れがちですが、投資は買って終わりではありません。そもそも投資をする目的は将来使えるお金を今より多くすることです。投資で増やした資産は現金化しないと使えません。現金化の主な手段は買った資産の売却です。投資信託のままでは使える金額は増えないのです。

この売る仕組みに使えるのは投資信託の定期売却サービスです。これは先ほど紹介した投信積立の逆と考えてください。つまり、保有している投資信託を定期的に売却して現金に変えてくれるということです。

売却を一度とすると年金代わりに収入を得られます。何もしなくてもチャリンチャリンと定期的にお金が入るのは嬉しいものです。投資をやっていて良かったと実感する瞬間でしょう。

また定期売却には他のメリットもあります。売却のタイミングを考える必要がなくなるという点です。実は投資は買うよりも売る方が難しいと言われます。もっと高くなってから売ればよかったあのとき売っておけばもっと儲かったのに売るにせよ、売らないにせよ、後悔することは多いです。これはそのたびごとに自分で売却の判断をするためです。

定期売却サービスを使えばこの難しい判断から解放されます。売るタイミングを悩む時間とストレスが減り、豊かな時間を過ごせるでしょう。この定期売却サービスはSBI証券と楽天証券が提供しています。

投信積み立てで買う仕組みを整える。定期売却で売る仕組みを用意する。買うのも売るのも仕組み化すれば、入口から出口までほったらかし投資が完成します。これらのサービスをうまく使い、資産を効率的に増やしていきましょう。

まとめ

それではまとめていきましょう。今回はほったらかし投資について解説しました。

ほったらかしとして重要なことは、長期的な資産の成長、分散、ほったらかしの仕組み、この3つです。

ほったらかし投資に適した投資先も3つご紹介しました。①バランスファンド、②全世界株ファンド、③米国株ファンドこの3つです。どのファンドが求めるかは考え方次第です。もし悩むようであればそれぞれに少しずつ投資しても良いでしょう。

今回紹介した商品はいずれも良いものですから、ハズレはありません。ある程度経験を積んで初めてわかることもあります。将来的にご自身の好みがわかったら、そこで乗り換えることも可能です。最初は控えめに始め、ほったらかしてみると良いでしょう。

今回紹介したほったらかし投資は時間も手間もほとんどかかりません。仕事や家事で忙しくても堅実に資産を増やしていきます。片手間にするだけでも将来の不安をかなり減らせるでしょう。

空いた時間で副業や自己投資をして資産形成をさらに加速させることも可能です。あるいは家族との時間を楽しむのに使っても良いですよね。

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