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【解説】投資信託とETFの違い3選

投資信託とETFの違いとは?

今回は初心者向けに投資信託とETFの違いをわかりやすく解説していきたいと思います。

結論としては初心者は投資信託の方が楽です。ただし高配当株で配当金を楽しみたいんだったらETFがおすすめになってくるかなと思います。

まずね、投資信託とはETFとはってことなんですけど、投資信託とは何かっていうと、複数の投資家からお金を集めて、資産運用のプロが再建だったり株だったりね不動産だったりとか、そういうものに投資をしてお金を増やすっていうそういう仕組みです。ファンドとも呼ばれますね農家のおっちゃんだと思ってください。契約農家みたいなもんで、農家のおっちゃんに代わりに、リンゴとか梨とか、そういうものを栽培してもらって、なった分をもらうと、その代わりに、農家のおじさんにも手数料を支払うみたいな。

投資信託にはね、以下のメリットがあります。自分1人で個別企業の例えばトヨタとかソニーとかに投資するのと比べると、少額から購入できるわけですよね。一株例えば100万円のものだとすると、1人だったら100万円最低いるんですけどみんなでお金を出し合うから、少額から購入できるわけですよね。それで分散投資によりリスクを下げられると、一社を買うわけじゃなくて詰め合わせパックを買うわけなんで、リスクを下げられるわけですよね。それで手間がかからないでほったらかしでOKってことですよね。そして法律上で厳重に資産が保全されていると、この4つになってくるんですね。

庶民の資産形成を助ける投資信託は上手に使いたいとこですね。一方このETFはよく聞くと思うんですけど、初心者の人はわからないうちは大体一緒だと思ってくれていいんですが、分配金とかの話になってくると違いを理解していく必要があるんですよね。ETFは上場投資信託のことをいいます。ETFも投資信託も同じようにファンドって呼ばれるんですよね。同じ言葉で表現されるんで混乱しがちなんですけど、これから説明するように投資信託とETFは性質が全然違うんですよね。

投資信託:上場していない
    ETF:上場している

投資信託を上場させたものがETFってことなんですね。本質的な違いはこれだけで、上場していないか上場しているか、これ何が違うのかというと、上場していると証券市場で投資家が自由に売買できるっていうことによって、投資信託とETFの間には大きな違いが生まれてくるんですよね。その違いをね、順番に見ていきましょう。

①売買方法の違い

投資信託とETFは買う場所が異なります。投資信託は販売会社を通じて買うんですね。販売会社っていうと、証券会社だったり銀行だったり郵便局だったりねいろんなところがあるんですね。リアル店舗に行って対面窓口で買うこともできるし、ネットで注文するってことも可能なんですね。ETFは証券会社で証券口座を使って市場で自由に取引するんですね。つまり、どこで買えるかって聞かれたら、証券市場で買えるよってことなんですね。

次に価格の決まり方なんですけど、どうやって決まるかっていうと投資信託の場合は1日1回計算されるんですよ、1日1回だけ。ETFは証券市場でリアルタイムに値段が付くってことですね。その投資信託が保有している株とか債券の時価総額に利息と配当金をプラスして運用コストを差し引くと、これでその投資信託全体の純粋な資産がわかるんで、これを一口当たりの金額に直すことで基準価額が計算されるんですよね。一口っていうのは投資信託の投資単位のことですね。株とかだったら一株って言うんですけど投資信託の場合は一口って言うんだっていうそれで十分ですね。

次ETFの場合は、リアルタイムで市場価格ね、時価を見ることができます。これが普通の株と同じイメージですね。パソコンに張り付いて、一分一秒ごとに価格チェックすることができるよってことね。どうやって注文するかってことなんですけど、投資信託の場合は販売会社に申し込みを行うと、口数指定するか金額指定するかですねどっちかで注文する。ETFの場合は証券会社に申し込みを行うんですね。まず投資信託は販売会社を通じて申し込みを行うんですよね基本的に注文の仕方は2パターンなんですね。一つ目が口数指定、口数としての場合例えば10口分の注文をした場合とかですね。注文時点では一口いくらで買えるのかが正確にわからないんですよ。今日の金額はこの金額だったけど今日注文してもその金額で買えないんですね。購入金額がはっきりわかるのは翌日なんですよ。それから金額指定と口数ではなくてね金額指定して購入する場合、例えば10万円分の注文をしますってした場合でも、注文時点では何口買えるのかってのは正確にはわからないですね。最終的に自分がどのぐらいの口数を購入できたのかってわかるのは翌日になるんですよ。翌日にならないとわからない理由は説明した通り、投資信託の基準価額が計算されるのが1日1回だけだからってそういうもんなんだって覚えてもらったらいいと思います。

ETFの場合はどうなのかっていうと、指値とか成行注文により購入が確定した段階で幾らで買えたかってのがわかるんですね。指値っていうのは自分で買値を指定して注文するんですね、いくらになったら買うよっていう注文の仕方ってことですね。指値の場合に注文が成立しないっていうリスクがあるんですよ。例えば株価の時価がね、一株1000円の株があったとするでしょ。今だったら確か2000円で買えるんだけどもうちょっと下がるんじゃないかなって950円なったら買いたいなとかってちょっと欲張って950円になったら買うよっていう指値をしたとするでしょ。そうすると950円になったら買えるんだけど、950円にならなかったら買えないわけですよね。だから指値を入れることによってついついもっと安くってしちゃったりっていうことはあるにはあると。それから成り行きと自分で買い値を指定せずに注文できるってことすね。一番高くても買うよって注文方法ですね、具体的に金額が幾らぐらいになるのかっていうとちょっとややこしいんで、成り行きの場合、その日のうちのいい感じの値段で勝手に売買が成立するよっていう感じで覚えてもらうといいんじゃないかなと思います。ただ、予想外の価格で取引が成立してしまうというリスクもあるんですよね、板が厚いとかって言うんですけど、売買が盛んに行われているところだった人がたくさんいればね、一番高くても買うよって言ってもそんなに相場からずれないんですけど、あんまり市場参加者が少ないところで成り行きって注文しちゃうと、思ったよりも高い値段で買うことになってしまったみたいな、そういうことがあったりします。その代わりほぼほぼ確実にその場で買えるってそういうことができますね。

いずれにせよ、ETFは投資信託とは違ってリアルタイムに売買されてるんで、購入時点で価格も数量も確定するってここを覚えておいて下さい。

②コスト面の違い

投資信託はファンドまたは販売会社ごとに異なる購入時手数料というのがあるんですね。ETFの場合は証券会社ごとに異なる売買手数料っていうのがあるんですね。投資信託は買ったときに購入時の手数料となると買うときに手数料取られると、高いものだったら3%とか取られる場合もあるんですね。ボッタクリ投資信託とかって言われてるんですけども1%とかでも全然高いですよ。コストは資産運用の大敵なんですよ、つみたてNISAとか、国が作ってる優遇税制の対象になるファンドは、販売手数料無料っていう購入のときには手数料取られませんよっていうそういうものばかりなんですね。

ETFはどうかっていうと、購入額に応じて証券会社が決めた売買手数料を支払うってことになるんですね。例えば僕も使ってる楽天証券とかの場合、日本株のETFなんだったら50万円買っても250円と料率にするとたったの0.05%と、本当に銀行の窓口とかで売ってる投資信託はろくなものないんですけど、手数料が高いんですよね。なんでちょっとその辺を気をつけましょう。

それから、保有してるときのコストの違いなんですけど、投資信託は信託報酬というものがかかるんですね。またETFも信託報酬がかかるんですね。ETFとか投資信託を持ってる間もずっとかかり続ける報酬ですね、これはETFの方が一般に投資信託より安いって言われてますね。持ってるだけなのに何のお金がかかるのってことなんすけど、これは私の代わりに運用してくれてありがとうっていう料金ですね、いわば手間賃でさっき農家のおっちゃんみたいなもんだよって話をしたと思うんですけど、いろんなリンゴの管理とか入れ替えとか、そういうものをしてくれるわけですね。私の代わりに面倒見てくれてありがとうっていう手間賃ですよね。

投資信託はこの手間賃を次の3者で分け合うということになるんですね。
・運用会社:資産運用を支持する会社
・販売会社:投資信託を販売する会社
・信託会社:資産を管理する会社

ちなみにETFの場合は市場で自由に売買できるから、販売会社を通す必要がないんですよ。何で販売会社に報酬を払わなくて良くなる分だけ信託報酬が安くなりますよと、これが一般にETFは投資信託よりコストが安いって言われる理由なんですね。最近は投資信託の信託報酬値下げ努力ってのがあって結構話題になってるんですけど、信託報酬が下がってきてるんですよね。なんでETFとのコスト差はあまりなくなってきているとは言われていると。

それから売却したときにもコストかかるわけですね。買ったときにコストがかかる、保有してるときもコストがかかる、それから売却したときもコストがかかるってことすね、売却したときは投資信託っていうのは信託財産留保額っていうのがかかる可能性があるんですね。解約代金に所定の料率をかけたね金額を負担させられるっていう場合があるんですね。ETFの場合は購入時と同じで売買手数料がかかるんですね。売った金額に対して何円とか何%っていう感じね。ただ、今まで説明したみたいネット証券だったら大した料金はかからないんでね、何で購入時手数料と信託報酬のかかる手数料っていうのが投資の明暗を分けるんですね。

売却したときのコストってのはまあ言うほどどれもかからないんでね、あんまり気にする必要ないと、購入時3%、信託報酬で毎年2%とか取られてたらもう長期的に見て全然勝てるわけがないですね。以上コスト面をまとめると投資信託は買ったとき購入時手数料ボッタクリファンドは超高い。買ったときの手数料と保有しているときの手数料を特に注視しましょう。

③機能面の違い

メンタルに影響する機能面の違いとしては、投資信託の場合は時間に振り回されない、ETFの場合は時間に振り回されるリアルタイムで動きが見れるんでね。投資信託の場合はリアルタイムの時間がないわけですよね、翌日にならないとわからないとこれがデメリットでありメリットでもあるってことすね。

もし株価が暴落してもその影響が判明するっていうのは翌日なんで、どんなにパニックになってる人でも、1日たてば多少落ち着きを取り戻します。ETFは証券口座にログインしてチャートを見ちゃうとすぐにリアルタイムの価格がわかるんで、これがメリットでもありデメリットにもなりえます。精神的にもし株価の暴落を目の前にしたらパニックになって、売っちゃいたくなるかもしれないですよね、価値が暴落するものを握りしめ続けるってのは難しいものでね。長期で投資していくんだったら別に日々の株価を気にする必要がないわけで、そういう意味では保有していることをいい意味で忘れやすいっていうのは投資信託なんですよね。

それから自動積立ですね。投資信託はほとんどの場合、自動積立が設定可能なんですね。ETFの場合は一部の証券会社でのみ設定可能です。多くの投資信託では積立の自動設定ができて毎月1万とか2万とかね、全く手間をかけずに淡々と買い増し続けるってことが可能なんですよ。ETFの場合は手動でコツコツと積み立てる必要があるんですね。証券会社によっては自動定期買付サービスのようなものもありますね。

積み立てに関してはもう投資信託の方が楽だから、初心者には投資信託の方をおすすめしてるんですよね。それから分配金再投資についてですね、投資信託の場合は勝手にやってくれるんですね、ETFの場合は自分でやる必要があります。

分配金再投資とは何かというと投資信託とかETFっていうのを保有してると、年に数回分配金がもらえることがあるんですよね。投資信託の場合はこれを再投資するのか、受け取るのか投資家が自由に選択することができるんですね。なんで複利の力ってのは最大限に活かしたいんだったら、迷わず再投資を選択するべきみたいな感じですかね。それから、ETFの場合は自動で再投資することはできないんですね。キャッシュとして受け取るしかないってことなんですよ。もし再投資したければ、受け取った分配金を使ってまた自分で新規買付の注文を出さないといけないですね。分配金再投資も投資信託の方が楽に出来ます。

まとめ

以上まとめるとこの通りになりますね。

【投資信託】
・時間に振り回されにくい
・自動積立も投資信託の方が楽
・分配金再投資も投資信託の方が楽

【ETF】
・リアルタイムで時間に振り回される
・自動積立は手動
・分配債投資は手動
・手数料は投資信託に比べて安い

って事で結論初心者は投資信託の方がいろいろと楽です。

私は低コストの方が好きなんでETFの方が好きだし、つみたてNISA分以外はもう投資信託は買ってないですね。いずれにせよ、投資信託とETFっていうのは金融業界が発明したもの優れた金融商品です。メリットは、少額から購入できるし、分散投資でリスク下げられるし、手間がかからないし、法律上厳重に資産が保全されてると、ただ資産が厳重に保全されてるっていうのとボッタクリじゃないかどうかってのは別の問題なんで、ここはちょっと気をつけてくださいね。

投資信託=大丈夫ってわけじゃないです、ですが上手に使えば資産形成のね大きな味方になります。しっかりと理解してうまく付き合っていきましょう。皆さんの資産形成に役立てば嬉しいです。

まだ証券口座を持っていない人は、ぜひ証券口座を開設して備えてください。おすすめの証券口座についてもまた改めて投稿したいと思います。

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