投資で増やす⤴

知らないと損確定!絶対に抑えたい投資の鉄則3選!

絶対に抑えたい投資の鉄則

今回のテーマは知らないと損、絶対に抑えたい投資の鉄則3選です。手間ひまをかけずにお金を増やし、安定的な不労所得を獲得するためには、米国株投資が最も簡単で確実な方法です。

そうは言ってもどんなことでも信念を持って長期的に続けていくことは難しいものですよね。せっかくダイエットに成功しても安心して美味しいものを食べ続けたら元に戻ってしまったり、せっかく筋トレを始めても目に見える成果が出てこないうちに飽きてやめてしまうなんていうことはよくある話です。

投資や貯蓄、節約などに励み始めると、段々お金を増やすこと自体が目的になってしまうことがあります。口座のお金が減るのが嫌だからという理由で本当は欲しいものや、やりたいことを我慢してしまい、修行僧のようになりがちです。

冷静に考えれば、心が豊かになる人生を送るための手段として一定のお金が欲しいということが、多くの方が資産形成を考え、投資に興味を持つきっかけだったはずです。

それでも油断をしているとお金そのものが目的化してしまう、そんな魔力を秘めているところがありますね。目的を見失わず、楽しく投資を続けていくために、私達は迷ったときに立ち返る羅針盤となるものをしっかりと持っておきましょう。

何のために投資をするのか?

投資を活用して資産形成をすることで、どのようなメリットが得られるのか、改めて考えてみました。大きなポイントとしては、自分や家族のために自由に使える時間が増えるということでしょう。

すなわち、一度きりの人生を大切にするための行動だとも言えますね。リタイアにもいろいろな考え方がありますが、お金を得るために働く状態から離れることと考えると良いでしょう。

若くしてセミリタイアやFIREをした方々を見ていると、お金に縛られず、自分の好きな環境や好きな仲間と共に仕事をしている方が多いですね。本来仕事には知識や経験が増える能力を高め、自己実現に繋げる。社会の役に立つ、たくさんの人と出会うなどなど、お金を売るための手段以外にもたくさんの意義があるはずです。

ところが大きな組織になるほど管理的で何のために従うのかわからない指示が増えて嫌になっていく人もいますね。修行どころか滝に打たれるレベルの苦行という人もいます。

小さな組織で自分の裁量が大きければ楽しくやりがいがあるのですが組織が大きいと、多くの人にとってどうでもいい正論に寄せていく方向にあるのかもしれません。

これが行き過ぎると、クリエイティブを後回しにされる組織を維持するためのシステム作りに労力を注ぐことになります。しかし、高度に完成された管理システムを備えた職場にパワハラ気味の上司が降臨するとたちまちストレスフルな職場の完成ということになります。

金融業界など一部で重んじられているビジネスマナーとしてお辞儀ハンコが話題になったことがありました。稟議書など社内で複数人の承認が必要な書類に押印するときに、部下が上司にお辞儀しているように斜めに向けて判子を押すというものですね。

ハンコの押し方がお辞儀になっていないと怒りを買い、請求書を作り直すことになったという笑えるような笑えない話もありました。これはあくまでもちょっと行き過ぎた一例ですが、生産性に繋がらない仕組みやお作法はどこの業界にもたくさんあることでしょう。

日本にいれば当たり前のことでも海外で生活すると価値観が変わります。どうでもいいことにこだわって仕事にストイックに生きているのは世界中で日本人だけである。このような現実に気づかされる人もいます。

今置かれている現状が当たり前だと思わずに、何のために働き、何のために生きるのか、こういうことを自分の頭で考えていかないと、何かに焚きつけられ何かに追われる不毛な時間を過ごすことになりますね。

自分に合った資産形成を着実に進めていきましょう。

絶対に抑えたい投資の鉄則3選

さて何のために投資をするのかということについて、改めて向き合ったところで本題に入りましょう。それでは一つずつ確認していきますね。

鉄則①:結果を急いで無理をしてはいけない

思い立ったら即行動と行きたいところですがそう簡単にいかない事情がたくさんあるでしょう。投資をしたいとは思うけれど、やはり資産が減ることは怖い。そもそも投資に回すような資金を持ち合わせていない、自分は始めたいけど家族の反対にあっていて身動きが取れないなどといったお悩みを抱えている方もいらっしゃることと思います。

このようなときは決して焦って強引に始めてしまってはいけません。何事も無理をすれば長続きしなくなってしまいます。目の前にある問題を一つずつクリアしていくことから始めてみましょう。

資産が減ることが怖いのであれば、仮に0になってしまっても良いと思える金額で小さく始めてしまうのも一つです。投資信託であれば100円から積み立てをすることができます。お昼の缶コーヒーを1本我慢して、試しにS&P500に連動する投資信託を買ってみる、これくらいなら無理なくスタートが切れるのではないでしょうか?

まずは経験を積み重ねていき、徐々に積立金額を増やしていくのも良いですね。お金を使わずポイント投資というものから始めてみるのも一つですね。

楽天証券であれば楽天ポイントを使って投資信託を購入することができます。ポイントを運用してポイントそのものを増やすことができるサービスはいろいろとありますが、楽天証券のポイント投資の場合はきちんと投資信託を買うことができるのが良いです。

ただし、期間限定ポイントは投資信託の購入に充てることはできません。いわゆる通常ポイントだけですのでご注意ください。SBI証券ではTポイントで投資信託を購入することができます。今後はPontaポイントでも買い付けにも対応する予定がありますね。

いずれにしても怖くない範囲から始めてみて少しずつ慣れていくための手段はあるということです。ここまでくればあとは始めるだけですね。

ご家族の理解が得られない場合はなかなか難しいですね。投資情報をネットやSNSで見ていると、時々嫁ブロックという言葉に遭遇します。株式投資、不動産や太陽光投資などを始めようとしたときに、奥さんに反対されることを表しています。

親御さんに反対されるときは同様に親ブロックとなります。夫ブロックという言葉は聞きませんがそのような事例がないわけではありません。家族の反対を無理して振り切ると、家庭不和の原因になります。

資産は気付いたが、家庭は壊れたとなってしまったら豊かな人生を送るために投資を始めたという目的に逆行することになってしまいますね。こういうときは小さくても実績を作っていくことから始めましょう。

ご自身のお小遣いの範囲であったり自由にできるお金の一部からスタートし、その結果をシェアしていくのです。実績が具体的な数字で見えるようになれば、少しずつご家族の目線も変わっていくことでしょう。家族以外の力を借りるという方法もありますね。

投資家仲間で集まって食事会をする機会もありましたが皆さん実に楽しそうに投資の話をしていました。投資そのものを楽しんでいるという風景はなかなか想像しにくいことかもしれません。

年代や性別もバラバラのメンバーで、美味しい料理やお酒を囲みながら買った株や買いたい株の話で盛り上がっていたのですがそれぞれの生活目線での銘柄選びの話が聞けるなど、自分にない視点の話は楽しいものです。

このような環境を見つけることは難しいところがありますが楽しみながら投資をしている方が男女問わず集まるような場に一緒に参加したり、実際に投資をしている方の話を聞く機会があれば投資というものへのハードルが少し下がるのかもしれません。

家族からの言葉を受け入れにくくても、他人からの言葉なら素直に受け入れるなんていうこともありますね。おそらく家族全員が投資に前向きというご家庭は少ないと思います。日本においては投資をする人というのは極めてマイノリティなのです。

焦らずゆっくりとお金に関する価値観を共有していくのが良いでしょう。

鉄則②:投資の種銭作りを仕組み化する

投資はあくまでも余ったお金で行うことが前提です。いわゆる余剰資金というものですね。ただこのように言われるとモヤモヤする方もいらっしゃるのではないでしょうか?余ってるお金なんて1円もありません。だから投資で増やしたいと思っているんです。そのようなツッコミが聞こえてきそうです。

少し表現方法を変えてみます。日々の生活をするためのお金やお子様の学費、住宅購入資金などはある程度使う時期であったり、使う金額が決まっていますよね。このようなお金を除きなくても今の生活には影響しないお金のことを余剰資金と呼んでいます。

この余剰資金が投資の種銭となるわけです。もしこのような資金が少ないようでしたらまずは余剰資金を増やすことから始めましょう。今はまとまった資産を築いている投資家も、その多くは最初に投資の種銭を作るところから始めています。

ウォーレンバフェット氏の言葉を借りるなら、株式投資の真髄はスノーボールですね。雪だるまの芯をしっかりと作り、それを転がしていけば大きな雪だるまができるのです。種銭をしっかり作ることがまさに雪だるまの芯になります。

私達が投資の種銭を増やすためにはシンプルですが、支出を減らすか収入を増やすか、このどちらかの方法ということになります。自分でコントロールしやすいものはやはり支出となるでしょう。

ここで注意していただきたいのは、ストレスが少ないところから始めることです。

例えば電気代の節約としてむやみにスイッチを操作したりコンセントを抜き差しする。食費を削るため数円単位で安い商品を求めてスーパーをはしごする。趣味や大事にしているものの支出を極端に削ってしまう。これらは苦労や苦痛のわりに効果がなく、場合によっては逆効果となります。

支出をコントロールするためには仕組みを作ってしまうことが長続きする秘訣です。考え方として洋服を例に挙げてみましょう。まずは絶対に必要なもの等持っておく点数を決めてしまいます。お葬式など突発的な出来事に対して、服装が決まっているものは手元に残しておいた方が良いでしょう。

一方で結婚式に呼ばれたときの服などは着る機会が少ないのでレンタルしても良いでしょう。仕事用は1週間分プライベートなら3回分だけ持っておくというように枠組みを決めます。

次に、手元にある洋服や小物などを分類します。1年間着ていないものやシーズン内に使用しなかった洋服は除外しましょう。状態が少しでも悪いものは除外しましょう。普段着ないが形見やプレゼントなど思い出があるものは別枠でよけておきましょう。

ここまで進めて残ったものの中から最初に決めた枠組みの範囲で手元に残すものを決めていきます。あとは不足が出てきたら買い足すというサイクルに切り替えれば仕組み化が完成します。

最初の仕訳で残すものから外れてしまったものをただ捨てるだけではもったいないです。メルカリやPayPayフリマ、ラクマなどのフリマアプリを使って売ってしまいましょう。これで臨時収入にもなりますね。

ご紹介したのは断捨離の手法なのですが、いろいろな場面で使える考え方です。必要なもの数を決めてしまい、その範囲内で不足分だけを購入するということですね。日用品のストックにも応用できますし、飲料水や保存がきく食材なども仕組み化してしまうと良いです。

定期的に食べて補充していくことで日常のストックで災害などの非常時への備えを兼ねることも可能です。これはローリングストック法と呼ばれる手法です。一定の枠組みを決める方法はなくなったり使えなくなった分だけを買い足していきますので衝動買いや身の丈に合わない量を買ってしまうことを防ぐ効果があります。

洋服の場合にはコーディネートに悩む時間が減るというメリットもありますね。手持ちを厳選することでかえっておしゃれに磨きがかかるかもしれません。

この他に、一番簡単で効果があるのが支出の大きな固定費を見直すことです。住居費、車の購入や維持費、スマホや自宅のLANの通信費、保険の掛け金などが良い例ですね。

既に自宅を購入している場合には、住宅ローンの金利を見直してみる。車を手放して公共交通機関を使う生活にしてみる、格安スマホの利用や電力会社の切り替えなどを活用する、加入している保険の必要性を再確認し、最低限に絞る。

置かれている環境によっては難しいものもあるでしょうが、これらは一度気合を入れて見直しをすれば、毎月の支出が継続的に下がることに繋がります。

確実に積立投資の種銭を増やすことができますね。一度手をつければしょっちゅう見直す必要はありません。とはいえ今後も良いサービスが出てくる可能性はありますので、年に一度くらいは支出の全体像を把握し、見直せるポイントがないか確認する癖をつけておくとなおさら良いでしょう。

鉄則③:一度に大きな金額を投入しない

株式に限らず保険なども含めて全ての金融商品に言えることですが、慣れるまではゆっくり様子を見ていくのが良いですね。不動産や太陽光などのいわゆるハードアセットになりますと融資の関係もあり、一気に買うケースも出てきます。

ですが、基本的には一気に何かを買うということはそれだけリスクが高まるのだということは肝に銘じておきたいところです。一度これが最適解だと思ってしまうと他が外れてしまい、驚くような金額のものを一気に買ってしまうというのはよくある話です。

例えば保険などは良い例でしょう。保険ならば安全だろうというイメージが根強いのかもしれませんね。2020年の話ではありますが、国民生活センターが外貨建て生命保険に関する相談が急増していると注意を呼びかけたことがありました。

主な相談事例として、元本保証を約束され、豪ドル建ての保険を契約したが、元本保証ではなかった。定期預金をしたつもりが外貨建て変額個人年金保険に加入していた。両親が外貨建て生命保険を勧誘され、クーリングオフしたが、円高で損が出た。などがあります。

驚くべきは契約購入金額ですね、平均で約1000万円というところです。老後の大切な資産の多くを外貨建て保険の購入に充ててしまったということでしょう。他にも、取引先の銀行から、トルコリラ建て割引債をすすめられ、上がると信じて1000万円を購入したが数百万の損失が出てしまい、どうするべきか、このようなご相談を受けたこともあります。

10年以上前から目先の金利でお客さんを誘い、全く儲からずに損切りさせるということがありますね。今までの話はそもそも商品選びが良くなかっただけのことで、米国株のように長期的に見れば価値が上がるものなら一括投資でも良いのではないか、なんならその方が近道なのではないか、そうお感じになった方もいらっしゃるかもしれませんね。

優れたインデックスへの長期投資においては一括投資の方が効率が良いのは自明です。働いてくれるお金が大きいからですね。

120万円を一括投資した場合と毎月10万円ずつ1年かけて120万円を積立投資し、その後9年間運用し続けた場合の比較です。中央値で比較すると、一括投資は240万円。積立投資は231万円となり、一括投資が上回っています。

このようなデータを見ると手元にまとまった資金があるなら、一括投資で勝負をかけるべきと思ってしまいますね。ただ、残念ながら私達の意思決定は必ずしも合理的に行われているのではありません。

感情や感覚による歪みを伴っているということは心に留めておきたいです人間の脳は損失を回避するようにできています。これはプロスペクト理論の中の二つの柱の一つで価値関数と呼ばれるもので表現されます。

例えば5万円儲かる喜びと5万円損する悲しみを比べると損をする悲しみの方がおよそ2.25倍大きいということです。一括投資をしていれば当然値動きをする金額の幅は大きくなります。10万円が10%下落すれば1万円の損失ですが、1000万円が10%下落すれば100万円の損失です。

10%程度のドローダウンはあるだろうなと事前に想定していたつもりでも、いざ証券口座を覗いたときに赤い文字でマイナス100万円という表示が出ていたらどう感じるでしょうか?怖くなってそわそわしてしまったり、不安からしょっちゅう証券口座を見て疲れてしまい、耐えきれなくなって手放してしまうかもしれません。

そもそもずっと不安を抱えている状況は心が豊かになる状態なのかという重要な問題がありますね。ここで最初の投資の目的に立ち返るわけです。人は誰しも安いところで買って高いところで売りたいものです。

しかし、暴落中に株を買い、反発したところで売るということは、感情や感覚に逆らう行動となります。理解していたつもりでも非常に難しいことなんです。リスク許容度は人それぞれだとよく言われるのはそういうことですね。

むしろ投資慣れしていない人の方が多いのですから、ゆっくり積み立てから始めて様子を見る、慣れていくというのが、結果として長く投資を続ける秘訣となります。

投資を続けていく中で、一度下落や上昇相場を経験すると感情のコントロールがしやすくなることもあります。少しずつ慣れていくことでリスク許容度も上がっていくことでしょう。

まとめ

今回のテーマは知らないと損、絶対に抑えたい投資の鉄則3選でした。鉄則3選はどれもとても基本的なことではありますが、投資の目的を見失うと忘れてしまいがちなポイントでもあります。

世界三大運用会社の一つであるヴァンガードグループの投資哲学は目標、バランス、コスト、規律、この4つです。

つまり、明確で適切な投資目標を設定し、幅広く分散しているファンドに投資し、適切な資産配分をし、コストを最小化し、規律ある長期的視点を持つということですね。

この中でも規律を守るというのがある意味ではヴァンガードの真骨頂のように思います。私達はぶれずにひたすら愚直に投資を続けていくことが大切なのです。

これからの投資戦略の参考になりましたでしょうか?

ただ投資ってどうやって始めればいいか分からない、そもそもどうやって勉強すればいいのかわからないって方は、投資の基礎的知識が学べる無料のオンライン講座があるので受けてみると良いと思います。

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