良い贅沢と悪い贅沢
今回は良い贅沢と悪い贅沢の見極め方3選という話をしていきたいと思います。
突然ですけど皆さん贅沢な生活、この言葉を聞いて、皆さんは何をイメージしますか、少しは贅沢な生活してみたいな、お金ないんだけどさとか、友達に贅沢してるねって言われちゃった、そんなにお金があるわけじゃないけど、やってもいい贅沢ってあるのかなとか。贅沢か、何とも魅力的な言葉だな、でもいけないことのような気もするなとか、思いつくままに贅沢をしていたらいくらお金あっても足りないですよねとかね、こんな皆さんの声が聞こえてきそうです。
かといって、贅沢を味わうことのない生活ってのも、寂しい感じがしますよね。お金は使ってこそ幸せを感じられるものですからね。死ぬときに一番お金持ちになっても仕方ない。他には贅沢しているつもりもないのにお金が貯まらなくて困ってるなんて人も少なくないかもしれませんね。
こんなモヤモヤを解きほぐすために贅沢と悪い贅沢。この二つについてそれぞれのポイントを3つずつまとめました。贅沢と悪い贅沢の区別をつけることがお金に悩まず、豊かな毎日を送るための第一歩になります。
お金の使い方は、生き方そのものと深く関係するところです。何にお金を使うかは最終的には個人の価値観の問題なんですけど。とはいえ多くの人が共感するポイントがありますし、他人のまとめを見るのも一つの参考にはなるはずです。
良い贅沢なポイント①:豊かな時間が長く続く
支出によって得られる豊かな時間が長く続く贅沢は良い贅沢かなと思います。例えば、思い出に残る体験旅行とかですね。人との絆が強まる経験プレゼントとか見るたびに気分が上がる物、こういったものへの支出です。要因を長く楽しめる贅沢はお得感も満足感も深まります。例えば旅行であれば時間が経っても何度も思い出したりとか、旅行に行ったときのエピソードを話して楽しめるんですね。
だからホテルもできる限り良いホテル、いい部屋に泊まりますし、こういう日のために仕事も頑張る、まさにお金から価値を引き出す瞬間なんですね。今お金を使わないと使うときを逃してしまうんだと、普段の節約はもちろん大事なんだけど、使うときはきっちり使う。
今がこの使うときなんだ、このメリハリが大事なのかなと、そんなふうに思ってます。反対に言えば、翌日には覚えていない浪費も毎日のように食べる割高なスイーツとか、むしろ嫌な記憶が残る過剰なアルコールとか、買ったまま忘れてしまうような品物、クローゼットの奥深くで眠るアクセサリーとかこれらは良い贅沢とは言い難いでしょう。どうせ贅沢するなら、豊かな時間をゆっくりじっくり味わえるものを選ぶべきですね。
良い贅沢なポイント②:予算内である
コントロールの効いた贅沢であることも贅沢の超重要ポイントです。何をどれだけ買おうと、どんなにくだらないものにお金を使おうと、予算の範囲内でさえあれば生活が壊れることはありません。自分で事前に考えた予算の範囲で贅沢するっていうのは、家計管理の基本の基ですよね。
これがもしも、無計画衝動的、我慢しようと思っているのに誘惑に負ける、こういったお金を使わずにいられない状態になってしまうなら、それは贅沢にコントロールされている危険な状態ですね。贅沢に惑わされず、生活の主権を取り戻すべきです。
思いついたものに片っ端から使っていったらいくらお金があっても足りない、そんなのは小学生だって知ってます。
良い贅沢なポイント③:明日の糧になる
明日への投資としての贅沢もいい贅沢でしょう。自分の心身のメンテナンスとか時間を増やすツール、自己投資、その時は贅沢かなと思っても、のちのちの稼ぐ力を高めたり、持続可能性を高めて働き続けたりするのに必要な出費は悪くない贅沢だと思います。
私も整体を受けたり、時短家電を購入したり、書籍を購入したり、最新の仕事道具やベッド、睡眠の質を上げたり、気分を上げる居心地のいい場所といった贅沢は積極的に楽しんでます。ただし、注意しなくてはいけないのは、過剰な自分へのご褒美、使いもしない最新ツール、自己投資のふりをした浪費っていったものたちですね、本当に明日の糧になる項目に絞り込むことが大切ですね。
ご褒美を作ることはとてもいいと思うんですけど、毎回ご褒美だとどれが本当のご褒美かわからなくなってしまいますよね。
悪い贅沢なポイント①:観客を必要とする
ここ大事なとこですね。他人に見せびらかすことでしか満足を得られないタイプの贅沢は、生活を豊かにしないことがほとんどです。
友人に羨ましがって欲しくて見せびらかしたくて買ったブランドバッグとかね、SNSで報告するために食べたコース料理とか本当にそこが食べたかったらいいんですけど、お写真を一緒に撮ってね全然もうコースの味とか楽しんでなくて、空間も楽しんなくてもひたすら見せるためだけに取って食べに行く人とかいますよね。こういったものとかも生活を豊かにしませんよね。
他にもモテるかなって思って買った時計みたいな感じでしょうか?せっかくお金を使うなら、自分自身が満足できるところに使うのがおすすめです。自分が好きかどうか、自分が満足できるかどうかが全てなんですね。
悪い贅沢なポイント②:罪悪感がある
お金を支払うときやサービスを受けてる最中、買ったものを持って帰宅する途中に後ろめたさや罪悪感を感じるような贅沢は贅沢とは言えないでしょう。お金も減るしメンタルの状態も悪くなるのでは踏んだり蹴ったりです。そもそも後悔するような支出はしない。支出すると決めたらその効果を最大限楽しむ、今後の支出のあり方を考えるための反省はまた別にするっていった割り切りもいい贅沢のためには必要かなと思います。
悪い贅沢なポイント③:本当はしたくないのにしてしまう
したくない贅沢なんてするわけないよって人は、ちょっとだけ考えてみてください。形式的な贈答品お付き合いとか、惰性で支払い続けているお金とか、なんとなく買ってしまうあれこれとか、ちょっと断りにくくてお付き合いとかそういうのありませんか。実は自分が本当に求めているわけではない贅沢、思い当たるところあるんじゃないでしょうか?
確かに言われてみれば、面白くもない飲み会に5000円、空気を読んでのプレゼントに2000円。最近行ってないジム代が6000円とかね、習慣化しているだけのスイーツやエナジードリンクに300円、たとえ価格が安くても、単なる無駄遣いは悪い贅沢と言えるでしょう。
欲しいものは欲しい、いらないものはいらない。価格じゃないんですね。自分の本当の気持ちに気づけるようになるといいですね。
まとめ
生活への影響を見極めるべし贅沢それ自体は何も悪いことではありません。ただ悪い贅沢の仕方があるだけです、贅沢の特徴を3つ挙げるなら、①豊かな時間が長く続く、②予算内である、③明日の糧になる。これら3つになります。
そして悪い贅沢の特徴は、①観客を必要とする、②罪悪感がある、③本当はしたくもない、これらですね。贅沢と悪い贅沢をしっかり見極めて贅沢を選び取って豊かに暮らしていきましょう。
実はお金を稼ぐのと同じぐらい難しいのが、お金を使う力なんですね。お金を上手に使えるようになるには、自分にとって本当に価値ある大切なものを見極める必要があります。その価値観に合ったことにお金を使うから、幸福度が上がっていくんですね。
以上、最後まで読んで頂きましてありがとうございました。