同じ失敗を繰り返す人
今回のテーマは同じ失敗を繰り返す人の特徴5選というテーマで話をしていきたいと思います。
いつも同じ失敗ばかりしてしまう、なぜこうなってしまうんだろうと毎回落ち込んでしまう、周りからも同じ失敗ばかり繰り返す奴と言われてしまう、そんな方へのアドバイスです。この失敗何度目だろうとかね、自分でこう思うときの凹み方って半端ないですよね。私も何回も同じような失敗やっちゃったりやっぱあるんですよね。
同じ失敗を繰り返しにくい自分になるために、そして同じ失敗を繰り返した人に適切にアドバイスするために同じ失敗を繰り返す人の特徴を五つまとめていきます。
ご活用いただければ幸いです。ということで順番に解決していきます。
特徴①:落ち込むけど反省しない
失敗をしたときの反応には二つのパターンがあります。落ち込むと反省する。この二つは似てるようで全く違うものです。
単純に言えば落ち込むってのは後ろ向きの行為なんですよね。やってしまったことを悔やんで苦しんで、そして自己嫌悪にどっぷり浸かって、そして明日のことを考える余裕をなくしてしまいます。私も稀に落ち込みます、やっぱ人間ですからね、落ち込む時間はそれはそれは苦しい時間ですよやっぱりね。でも、いくら落ち込んだところで失敗が減ることはないですね。むしろ気持ちがマイナスに落ちる分ミスが増えることさえあるかもしれません。
一方で反省するっていうのは前を向く行為なんですね。どうすれば次は失敗しないのか、これを考えて改善点を見つけて再発防止策を実行していくわけですね。大事なのはもちろんこっちですよね。反省するっていうのは、要するに失敗から学ぶってことだからです。しっかり反省できる人が同じ失敗を繰り返しにくいのは当然ですよね。落ち込むんじゃなくって、反省して改善しましょう。
失敗しない人なんていませんから、ある程度落ち込んだら、それより大事なことは反省して改善することですね。
特徴②:やり方ではなく能力のせいにする
失敗を繰り返す人の中には俺は頭が悪いからなみたいな、そういうことを頻繁に口にする人がいるんですね。俺のスキルじゃこれが限界だよ、俺なりに頑張ってるんだけど所詮無能だからね。これは俺の得意分野じゃないから知識不足でねとかね、失敗の原因は自分の能力が低いせいだって思ってるわけです。さらに言えば、どうせ俺は思いやりのない人間なのさ、だからコミュニティ力がなくて失敗ばかりになるんだよとか、こんな感じで人格否定を始めることあるんですね。
全然関係ないじゃないかと、失敗の原因が能力や人格にあるのであれば、同じ失敗を繰り返すのは当然です。能力は一朝一夕には伸びませんし、人格もそう短期間では変わらないからですね。でも、厳しい見方をするのなら、これは逃げの一手なんですね。これって失敗の原因は能力能力はそう簡単に変わらない。だから失敗を繰り返しても仕方ない。こういう言い訳に他ならないからですね、失敗を繰り返したくなかったら、能力がとかそういったことをごちゃごちゃ言ってるんじゃなくって、やり方や仕組みを見直す必要があるんですね。
私の会社でも失敗したときは、仕組みを見直そうってそう言ってました。もちろん本人の意識の問題で解決することもあるんですけど、誰も失敗しようとしてミスをしようとしてやってないよねと。それを前提とするなら見直すべきは仕組みだよね、失敗の原因をやり方に求めれば明日からでも変わることができるはずなんですね。能力があろうとなかろうと、自分が失敗しないやり方を探し求めていきたいですよね。
能力が低いから失敗するんだっていう思考は怠け者の思考なのかもしれません。苦手なことをやらないっていう選択もありだと思いますよ。その分得意を磨いていきましょう。能力が低いから失敗する、だからやらないor失敗する、これは駄目ですよ、誰でも一つぐらい得意は必ずありますからね。それぞれ得意って絶対あるんですよ、でもまだ見つけられてないか、磨けてないだけですね。
特徴③:わかっていないことをわかったという
失敗を繰り返す人の中には失敗の直接の原因さえ理解していない、むしろそもそも何が失敗だったのかわかっていない。どうしてそれが失敗なのかもわかっていない。こんなタイプの人もいるんですね、本人にしてみれば、だってみんな怒ってるとか質問しにくいし、なんか怖いみたいな、そういった環境要因も大きいんでしょうけど。
これではね、やっぱりわかってないのにわかったって言ってしまうと、これでは同じ失敗が繰り返されるのは当然ですよ、経営者目線から見ても友達としての目線で見てもわかってないことをわかったって言われるのは信頼を崩すんですね、わからないことはわからない、できないことはできませんって言ってもらえる方がこっちも安心するし信頼も上がるんですよ。わからないとかできないっていうのは信頼を壊したり能力がない人のレッテルにはなりません。
わからないけど学ばない、今はできないけど努力しない、そういう人が信頼をなくすだけです。将来的にできるようになればいいわけですからね、知らないことだったら学べばいいし、今わからないこととかできないってことは恥ずべきことではないんですね。わからないのにわかるって言ってしまうタイプの失敗をする人は最初相手に手間を取らせてでも納得がいくまで質問するってのが基本かなと思います。
勇気を出して質問してみてください、学ぼうとしてる社員にそんな批判的な態度をもし取るような会社があるんだったら、その会社の未来は明るくないんで転職考えましょう。ただし、この納得いくまで質問するのを行う上でのアドバイスは、空気は読みましょう。それからタイミングを計りましょう。あと相手は選びましょう。このアドバイスを参考にしてもらいたいと思います。
おすすめの転職エージェント2社については、いつものようにリンクを貼っておきます。遠慮せず気軽に利用してみましょう。転職活動はノーリスク、これを合言葉に今回のポイントを踏まえて活用してもらえたらなと思います。
特徴④:キャパが足りていない
仕事にせよプライベートにせよ、タスクが溜まりすぎている、強いストレスにさらされているといった状況でキャパオーバーの状態になってる人は、同じ失敗を何度も繰り返す傾向にあります。仕事をしているように見えて、実は頭の80%は別のことを考えているみたいな状態で失敗しない人の方が珍しいですよね。
仕事とプライベートなんて分けれないと、これが私の考えでした。仕事中でも楽しみな予定があればやっぱり仕事中でもウキウキしますよね。逆に家族が病気で心配だったり恋愛で何か振られちゃったとか落ち込んだら、それは仕事のパフォーマンス落ちて当たり前ですよ。そのときね、今は仕事中だろう、プライベートのことなんて考えるななんて言ってもこれ無理な話ですよね、プライベートでも今はプライベートだから仕事のことを一切考えないものはできますかね。
多少は明日の段取り考えたりとか、仕事がプライベート時間に入ることだってありますよね。日曜日の夜にサザエさん見ながら落ち込むってのもこれプライベートに仕事入り込んできてる証拠ですから。そもそも楽しくない仕事環境を変えるってあると思いますけどね。だから、仕事とプライベートは密接に関係してるってのが自然な状態かなと、頭のキャパシティが足りてないんで失敗しないための注意とか再発防止とかそんなことに集中できないわけです。
余裕がない人は失敗を繰り返しさらに余裕がなくなっていく、いわゆる悪循環ですね。だから自分でなるべく調整できる方はキャパが足りてないかなそう思ったら何とかね少し仕事を減らしたりとか、そういうふうに余裕を何かにつけて持てるようにしてもらえたらな、そんなふうに思います。
特徴⑤:本当は失敗していた
実はありがちなのが、本当は同じ失敗を繰り返したくないなんて思ってないパターンですね。人間意外と何でもなれるもんで、そしてそれが例え劣悪な環境だとしても状況だとしても、慣れ親しんだ状況からの変化を怖がってしまうものだったりするんですね。
要するに心の奥底で失敗しない自分になるなんてなんか怖いって思ってしまってるってわけですね。ほとんど無意識に失敗を繰り返すのが当然というセルフイメージもこれ呪いですよ。これを自分に植え付け続ける羽目になります。
心理学でいうところの自己達成予言ってやつですね。こういう人は、家庭関係はブラックな仕事場での成功することへの恐怖が植え込まれてることが多いんですね。いい環境に身を置くことで、生き生きしだしますから、そっちを変えるとか水を変える環境変えてみてください。住む場所を変える、付き合う人を変える、転職する、時間の使い方を変える、この辺のアクションプランがおすすめですね。
まとめ
失敗を繰り返すパターンを学んで行動して前進しましょう。同じ失敗を繰り返す人の特徴はこの5つです。
①落ち込むけど反省しない
②やり方ではなく能力のせいにする
③わかっていないことをわかったという
④キャパが足りていない
⑤本当は失敗していた
この5つですね、思考の癖みたいなものも多いんで抜け出すのはなかなか大変なんですよね。それでもそこから変えていきたいって思うんだったら行動あるのみですね。失敗を繰り返すパターンを学んで成長していきたいですね。同じ失敗を繰り返してへこんでる皆さん、ぜひ一緒に一歩ずつ前進していきましょう。ということで以上参考になれば嬉しいです。
失敗を繰り返すと本当自分って駄目なやつだなとか、才能がないなって自分を否定しちゃったりとかね、落ち込んでなかなか戻って来れないときもあると思うんですよ、でもそんな中でも、それでも何とか一歩でも前に進んでみようとか、失敗を素直に認めて何か改善してみようとそうしたら、前より前にね、一歩進めるかもしれない、そしてときに足踏みしながら行動を続けることが、いつか大きな成長と結果をもたらしてくれます。
以上、最後まで読んで頂きましてありがとうございました。